パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

つばきファクトリー 10th Anniversary Concert at BUDOKAN

2025/4/30、1階南東C列

 歴史的な経緯を踏まえた考察ではなく、即事的な感想を書こう。武道館で観る→ホテルに帰ってメモ→自宅に帰って清書→録画を見直す→勘違いを修正、こんな感じ。

………

 アリーナ確約ホテル泊プランに落選したので、賭けに出て外れて天空席で声を出さない民と一緒に観るのもなんだかなと思ってファミリー席にした。ファミリー席も声は出せないみたいだけど、出さないと出せないは違う。

 当日、新幹線が止まるのが怖いので首都圏に前日入りして、その日はさいたままでエムラインスペシャルを観に行った。翌日はせっかく午前中から首都圏にいるのでグッズの行列に並んだ。Tシャツとシリコンバンドは事前に買っていたので大して買いたいものはないけど、祭りに乗るべし。会場で写真類を買うとリュックに放り込んでぐちゃぐちゃにしてしまうバカなので買わないようにしてる。必要なら通販で買うし、通販で売り切れていたら縁がなかったということでOK。並んでいる最中ギリギリまで買う予定がなかったマフラータオルを買った。仮にタオルを回す曲があってもファミ席だから多分できないし、念のため2023年版も持ってきているし買わなくていいやと思っていたが、ペンライトの色からして見るからに八木ヲタのくせに、推しの卒コンなのにタオルを使い回しているんだと思われたら名折れかなと考え直して買った。同じように考えた八木ヲタが多かったのかは分からないが、早々に売り切れたみたいで申し訳ないことをした。備前で見てからずっと迷っていた木製スプーンをとうとう買ってしまった。ヨーグルトとか食べるのに木製スプーンが1本あってもいいかなとずっと思ってた。どうせ買うなら百均で買うよりこっちの方がネタ的に面白いし。流石にスプーン1本に送料を払いたくないし、今後ハロ現場へ行くか分からないし、買うなら今日ここで買うしかないと思って買ってしまった。この日は注文も少ないだろうし、売り場のお姉さんも商品を置いた場所を探すのに困っていた。それはそう。11時20分に並んで12時40分に購入終了。楽しい祭りだ。

 グッズ列に並ぶ前、武道館正面前に5、6人の若い女性が集まってキャッキャ話している横を通過したのだけど、その後にツイッターや列の前後に並んでいた人達の話を総合するとロジクロメンバーだったみたい。しっかり顔を見たわけではなかったが、全然分からなかった。(※5、6人だったのが疑問に思っていたが、5月3日のサトヤマサトウミラジオ橋田島川回を聞くと、4月30日は常に9人全体で行動していたわけでもなさそう。)

 グッズを買ったあと、コンサート前に購入したばかりのDVDマガジンVol.33Disc2が見たくて、坂を下ってふもとのホテルにチェックイン。卒業インタビューとか卒コンが終わってから今さら見てもね…という心理体験を何度かしたので、ホテルでDVDプレイヤー(を外付けできるPC)を借りてみる。無知だからホテルでパソコンを借りるのにあんなに金を取られるとは思わなかったが、引き返せないので仕方ない。そもそも現代において仕事でパソコンを使う人が泊まるホテルで仕事するのに自分のノートPCを持ってこないはずがない。ホテルマンをビックリさせてしまって申し訳なかった。

 Disc2のうち前半の卒業関連インタビューは基本的に推しのエピソードトークがあまり強くないので、特に引っ掛かりもなく。まおぴんとかももひさんとか本当に他人に対する思いやりがあって性格の良い人がなかなか人気者になれないのがアイドル業の難しさよ。個人的には、ゆうしおは一度どこかで大喧嘩(ゆうが一方的に激怒して、しおがキョトンとしているタイプの大喧嘩)をしているはずと踏んでいるので、今となっては笑い話だねというニュアンスで告白してほしい。残るチャンスはCS特番しかないけど。

 Disc2の後半、鼓動ツアーの裏側が良かった。特に新メンバーの回替わりソロへのプレッシャーを知ることが出来たので、この後武道館で観ることになるメドレーでのソロパートを見るときに思い入れもひとしおになった。

 17時半頃に武道館へ戻ってお祝いのスタンド花を見ていたら、お亀堂さんの中の人が花の周りに絵を貼り付けたりしてアレンジしていたところに立ち会った。Generations Flowerは全体としての整合性よりも本人要素全部載せ感が俺たちの推しにふさわしくて良かった。後日、画像ダウンロードページを見て、そういえばデザインを公に募集していたことを思い出した。デザインが採用された方、どなたか知りませんが、整合性がないとか言ってごめんなさい。すごく良かったです。

 1階南東C列は全体がよく見渡せてかつそこそこ距離が近くて良かった。まあ席運の賭けに勝ったといえる。これまた良席だったリトキャメ・ファイッ!2と合わせて、最後の最後にありがたや。これまで散々事務所の悪口言ってきてごめんなさい。事前プランは、メンバーが出島に来たときは肉眼でフォーメーション全体を見よう、メインステージにいるときはオペラグラスで目当てのメンバーを見よう。どうせ後日CSチャンネルの録画を見るのだからスクリーンはなるべく見ないようにしよう。という感じ。

 ファミ席で声を出すのは禁止ではないが、慣習としてあまり出さないらしい。ということで、声を出すファーストラビットがいたらセカンドになろう。誰も出す人がいなくても自分だけ大きな声で推しの名を叫ぶ予定はない。という感じのプラン。コンサートが始まると、右隣りのお姉さんはやぎさおりんのペンライト2本持ち(最新の「つばき最高」やぎペンライトトップもちゃんと持っている!)で、要所要所ではヤギシオリ!さおりん!コールを適音量でしながら個人的チェックポイントではノートにメモを取る熟練のつばきヲタさんだったが、『大好きなのに、大好きだから』のイントロから突然号泣し始めてビックリしちゃった。左隣りのお姉さんはやぎまりんの2本持ちで、全ての曲で一定のリズムを刻んでいて冷静だなと思ってたら、ダブルアンコール後に客電が点いたらさめざめと涙を流していたのでビックリしちゃった。結局、私は最後まで静かに観ました。(※余談だが、リトキャメ・ファイッ!2の配信で自分の後ろ姿を見たが、ペンライトって振らずに手に持って棒立ちだと全然美しくないのね。「振る」の意味がやっと分った。実際に見るまで理解できないアスペで申し訳なかった。)

………

 オープニングで一人ずつ登場して並ぶところでもう感情が高ぶって泣いちゃった。音楽と光がエモかった。真琳ちゃんのNEW OKAPPA(←流行らせたい言葉)が目を引いた。出島を見ている限り、瑠乃も真琳ちゃんも分かりづらかったけど、スクリーンを見て思わず声が出ちゃった。ちなみに推しが髪を切ったのには泉羽ちゃんがMCで言及するまで気付かなかった。要するに自分からは気付かなかった。帰宅してからブログの写真や27日までやっていたtiktokライブの画像を見直したが、いつ切ったのか分らんかった。ロクマルの画像では後ろでまとめていたから分らんかった。後日、武道館前日(ロクマル前)にやぎまりんで揃って髪を切りに行ったなんてエピソードが出てきたら、萌え死ぬ人が出そう(※違いました。残念。)

01『今夜だけ浮かれたかった』、今夜の瑠乃ちゃんは「口を滑らすはずだった♪」で回っていた。やはり大箱だと回る率が高い気がする。スクリーンを見ないで、じっと出島の瑠乃ちゃんを見てた。

04『笑って』、下手でダル絡みコンビが楽しそうだった。

05『 悲しみがとまらない』、我ら老人からすると手垢のついた曲で無し寄りの無しだけど、それでラジオ局とかで掛けてもらって世間に引っ掛かるならそういうものなのだろう。アディショナルはヲタ向け、表題曲は世間向けで良かろう。ずっと「タイトル未定」で引っ張ってきたけど、まあ新曲じゃなくてカバー曲なら「タイトル未定」じゃないよね。「タイトルはまだ言えない」だろう。

08『弱さじゃないよ、恋は』、切実に身を焦がすこと(福田)→それは覚悟(浅倉)もエース継承という感じでエモかったけど、(福田)→(八木)にも別の種類のエモさがあった。背中を預ける的な。

09『月夜のパ・ド・ドゥ』、間奏で推しがバレエのように回っていたような記憶だが、定かではないので録画を見よう。(※見た。ラスト安美ちゃんパートの前に映ってないけどダンスがあった? 全体的にスイッチャーさんのカット割りに微妙な所があった。ここはブルーレイ版に頑張ってもらいたい。)

 個人フィーチャーメドレーは、元々のソロパートの長い箇所を歌うのではなく、普段はぶつ切りパート割の箇所を敢えて一人で歌う感じで、なかなか「無茶しやがって」と思ったが、みんな頑張ってた。

10『青春エクサバイト』、最後にもう一回、推しのバカデカ「Bloomin’Bloomin’笑顔Bloomin’Bloomin’涙♪」コーラスが聴けて嬉しかった。きそちゃん卒コンの後は、リリイベくらいでしか披露されてなかったから、映像に残って良かった。とはいえ最後にもう一度「まぶしい記憶未来のプライズ♪」が聴きたかった。

12『夜空の観覧車』、最後にもう一度「泣いた♪」を推しの声で聴きたいと思っていたので、ちょっと残念(もちろん安美ちゃんは何も悪くありません)。残念ついででいえば、『ナインティーンの蜃気楼』もシングル扱いしてくれるかなと思って期待していたのでそこもちょっと残念。ヘアアップやマイダーリンやUFOキャッチャーがシングルではなくカップリング(アディショナル)認定なのは分かるけど、ナインティーンは表題シングルじゃんね。

13 『イマナンジ?』、2022年に印象的な歌い出しパートを引き継いだゆってぃが一発回答を出してしまい、定着したのも当然のハマり役だったが、実は推しによる歌い出しも聴いてみたかったのでこれも嬉しかった。しかし、おみずさん、ここに来て調子が良い。第二の全盛期という感じだ。技巧派に転向しての第二の全盛期というよりは、速球に威力が増した第二の全盛期。

15『約束・連絡・記念日』、最後にもう一度、推しの「だ・か・ら!」がやっぱり欲しかったよね(楓奏ちゃんは何も悪くありません)。

16『二度シャワー』、2022年頃は八木曲だったよなあと思いつつ、リアタイだと真琳ちゃんフィーチャー曲だと分らなかった。真琳ちゃんのソロパートが特別長かったという印象がなかった。

17『でも…いいよ』、ゆってぃの「ここにいてー♪」はすごかった。高く綺麗なまま力強く出力できるのはすごいね。タイプが違うとはいえ小野田さんは危機感を持たないといけない。観に来られていたキックスの人達も「うちのゆっちゃん、頭一つ抜けてすごいでしょ」って自慢したくなっただろうし、そう思うのも当然の出来だったが、芸能界、下手に自慢してよそ様から恨みを買ってもいけないし大変。

18『ベイビースパイダー』、発売当初から「こんな今っぽい音楽も出来ますよ」という業界向けコンテンツというか、生歌で披露するつもりはさらさらないぜって印象を受けていた。実際、鼓動ツアーだときそちゃんの声が被せでずっと聞こえていたし、ツアーラスト豊洲PITでセトリから外れたのも納得だった。なので今回のシングル全曲では必ずやるけど、どういう形で披露するのかなと勝手に心配していたが、答えは神様仏様豫風様の説得力で、強引に成立させていた。すごい。

19『意識高い乙女のジレンマ』、これが八木曲か。こういっちゃなんだけど、八木ちゃんはたとえ2人にしてもらってもつばきとミュージカル俳優の両立は選ばんよね。アイドルと俳優は時間軸で縦関係であり、同時に平行して続けるものではないだろう。俳優業とNY留学とか俳優業と食べ歩き旅行とかなら分かる。

20『抱きしめられてみたい』、最後にもう一度、推しの「ねえあの子誰なの?」が聴きたかったよね(秋山さんは何も悪くありません)。

 ハーフタイムのVTRは、作者さん、瑠乃ちゃん好き過ぎやろー、ひいきし過ぎやろー、と思いながら見てた。

 同期メドレー、リトキャメの時はオレンジを振り、ひなーずとさにこの時は(リトキャメで3曲ずつあると想定できたので)1曲ずつ色を変えた。小野小野田好調で秋山さんはちょっと…だったかな。

22『ガラクタDIAMOND』、要所要所は元々の歌割りを活かして「もう土砂降り♪(ヤギシオリ!)」も活かして、素晴らしい構成だった。当時、「歌割りが少なくて悔しい」ってやぎまりんで慰め合いつつも、雑誌インタビューでは「同期2人の歌い出しが素晴らしいから聴いてください」と勧めていた思い出の曲だよなあ、と感慨に耽っていた。

23『涙のヒロイン降板劇』、最初のリトキャメ・ファイッ!ではつばき古典をさらう感じのセトリだったし、意外とこの辺の曲を4人でやったことはなかったよねえ、やれて良かったねえ、と感慨に耽っていた。

27『Just Try!』、八木ちゃん「実は一度もやったことない」「やってみたい」言うてたからてっきり全体曲でやると思ってたのに、ユニット曲で登場かよ。リトキャメ・ファイッ!2でやったからOKなの?とビックリした。

30『17才』、さにこが始まった辺りから「安美ちゃんは何を歌うんだろう」とドキドキ状態だった。会場を見上げると一面のライトパープルで、割と卒コンぽかったのは否めない。

32『Power Flower』、1番のサビ4つ、2番のサビ4つを繋げるショートカットには不満もあるだろうが、時短しつつ8人にソロパートを歌わせようとしたらまあ仕方ない仕様ではある。そもそもシングル曲じゃないのに、あそこを歌わせるために無理を言ってセトリに入れてくれたのだろう。

33『君と僕の絆』、事前にtikitokでやってた10秒チャレンジは、早口スピーチの練習だったのね(違います)。10人それぞれの声かけは録画で見られるだろうから、オペラグラスでずっと瑠乃を見ていたはず。「心配ないさー」は元ネタも知らないしそもそも集中して聞いてなかったので笑うポイントが分らずごめんなさいワラビー。

 余談。きそちゃん卒コンの同じシチュエーションで(夜空の観覧車の時)、瑠乃がきそちゃんに向かって話している時に、八木ちゃんが対面の真琳ちゃんに「時間がないから今のうちに新沼さんのそばまで寄っておいた方がいいよ」ってジェスチャーサインを送っていたのだけど、今回は瑠乃が八木ちゃんに向かって話している間に反対側の真琳ちゃんが八木ちゃんのそばで待ってて、やぎまりん!ってなった。

 まだまだステージは続くのに、このタイミングでステージ上に花びら舞くのはどうなのか。そりゃあ滑って転ぶ。(※楓奏ちゃんが滑って転んだのはダブルアンコール後の銀テープだった。でもコンサート中に花びらもまかない方がいいよね。)

34『初恋サンライズ』、前半は「やった、ヤギシオリダッシュ!(俺命名)だ!」と暢気に見てた。中盤、瑠乃限界説が私のなかで囁かれていたので、そこからずっとオペラグラスでやぎるのを見てた。しかし瑠乃ちゃん、頑張って耐えた。

35『純情cm』、よっふーフィーチャーメドレーで来るかなと予想してた。「(素直になれない?)アー、アー!」を推しが歌うのって珍しいやん、普段は誰のパートだったっけ?と考えたりして見てた。

36『三回目のデート神話』、やぎまりんがBメロ辺りで下手でずっとお互いにちょっかいをかけていたのは、多分アンコールパレードだったか。そんな思い出に浸りながらぼんやりしてたかも。

38『大好きなのに、大好きだから』、正式な音源をフルコーラスで聴いていないので(MVは音源なのかライブ音源も混ざっているのか分らん)「Wow Wow」が生の観客の声なのか『一丁目ロック!』方式なのか、1階席からは正直分らなかった。

39『断捨ISM』、これはフルコーラスでもよかったのでは。2番のラップからの「数えきれぬ欲はあれど♪(ヤギシオリヤギシオリ!)」はあってもよかったのでは。

40『妄想だけならフリーダム』、間奏の推しが一旦下がってから前に出てくる振りがすごく好きなんだけど、南東からだと他メンバーと被って見えなくて残念。テレビに映っていますように。(※見直したら映ってた!)

41『My Darling ~Do you love me?~』、2022年バーイベと比較してポップス歌唱が上手くなったなあと感慨に耽りながら聴いた。「あーいしてーる♪」をヲタにも合唱させるようにしたのは大英断だったよ、おみずさん。自分が最後に叫んだのはいつだったか。Bloomin’でもリトキャメ・ファイッ!2でもやってなかったら、鼓動豊洲かな。あー、思い出した。鼓動豊洲じゃなくてシガコレかな、最後は。濃いハロヲタしかいない素晴らしい空間だった。その時に精一杯の「あーいしてーる♪」を叫んだから悔い無し。実は曲が始まってからずっと「この愛をヤギシオリ!だけに♪」をみんなちゃんと言えるんじゃろかとドキドキしていた。1階から見ている限り、流石に初見では難しそうだった。それから「どーんなーこーとーもー♪」の“ど”の入りにちょっと失敗してたような。いつもは最初の音からもっとパワフル。(※と思ったが、見直したらそうでもなかった。)

 ファースト武道館での挨拶は「はきはきしてて新人議員のようだ」と称されたけど、今回の卒業スピーチは2期当選の中堅議員くらいにはなっていた。入閣間近。意外と原稿読みは噛む方よね。

42『勇気 It's my Life!』、不謹慎なので事前にツイッターには書かなかったけど、正直いえば瑠乃の子供泣きと小野田さんの漢泣きはちょっと期待してた。瑠乃は容易に想像がつくけど、私自身の小野田さんへの解像度が低いので冷静と情熱のあいだでどっちに転がるか想像がつかなかった。なので、実際に見るとちょっとビックリした。恐らく泣いた小野田さんも自分の涙にちょっとビックリしてた。

43『スキップ・スキップ・スキップ』、やぎまりんジャンプのために(佳林ちゃんみたいに)もう1回軽装へ衣装チェンジするのかなと思ったが、それはなかった。そう考えると本編に組み込んでもよかったかもしれない。もしかしたら同期メドレーで来るかなと予想してた。

 ラストMC、谷本さんの姿は後からいくらでもTVで見られるだろうから、オペラグラスでずっと瑠乃を見てた。

44『My Days for You』、EIGHT-JAMに出ていたカワラボの総帥さんが「tiktokでバズらせるには冒頭にセリフ」と話していたので、多分そういうことなんだろう。セリフを入れてMDfYがバズるかは疑問だし、若者の間でMDfYがバズる必要があるのかも疑問ではあるが、老人が口を出すことでもない。

………

 ワンハーフだったりそれ以上のショートカットだったりすると、オイオイのタイミングを取るのが難しいよね。メドレーとかだと普段と歌割りが違うのでコールする名前に迷いが生じるよね。今回の全曲披露の意図は充分理解した上で、次につばきをハロDDへ披露する機会があるのなら、ハロヲタなら誰でもハロコンやハロステでサビくらいは聴き覚えのあるポピュラーな曲を上から25曲くらいフルコーラスで、ユニット別とかにしないで全員出ずっぱり(ハーフタイムのVTRとアンコールの2回は衣装替えも出来るしね)で歌割りも完全再現して披露するのが良いのかもしれんね。古参おまいつヲタにコールを先導してもらって、場の空気を作ってもらって。

 ファミ席を選択したのは別の理由だったとはいえ、アラフィフ老人に2時間半立ちっ放しはきつかろうというのも理由の一部だったんだけど、実際には武道館の椅子に2時間半座りっ放しもけっこうきつかった。というか、座っている間は気付かなかったけど、客電が点いて立ち上がったらめっちゃ尻が痛かった。

………

セトリ(拾い物を一部修正)

今夜だけ浮かれたかった

ハナモヨウ

鼓動OK?

笑って

<MC>

悲しみがとまらない

間違いじゃない 泣いたりしない

独り占め

弱さじゃないよ、恋は

月夜のパ・ド・ドゥ

<MC>

青春エクサバイト(村田結生フィーチャー)

アイドル天職音頭(石井泉羽フィーチャー)

I Need You ~夜空の観覧車~(谷本安美フィーチャー)

イマナンジ?(小野瑞歩フィーチャー)

春恋歌(小野田紗栞フィーチャー)

約束・連絡・記念日(土居楓奏フィーチャー)

デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい(福田真琳フィーチャー)

でも…いいよ(河西結心フィーチャー)

ベイビースパイダー(豫風瑠乃フィーチャー)

意識高い乙女のジレンマ(八木栞フィーチャー)

抱きしめられてみたい(秋山眞緒フィーチャー)

<VTR>

ふわり、恋時計(河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃)

ラクタDIAMOND(河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃)

涙のヒロイン降板劇(河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃)

私がオバサンになっても(石井泉羽、村田結生、土居楓奏)

気高く咲き誇れ!(石井泉羽、村田結生、土居楓奏)

青春まんまんなか!(石井泉羽、村田結生、土居楓奏)

Just Try!(小野瑞歩小野田紗栞秋山眞緒

低温火傷小野瑞歩小野田紗栞秋山眞緒

就活センセーション(小野瑞歩小野田紗栞秋山眞緒

17才(谷本安美)

うるわしのカメリア

Power Flower ~今こそ一丸となれ~

君と僕の絆(送る言葉)

初恋サンライズ

純情cm

三回目のデート神話

アドレナリン・ダメ

大好きなのに、大好きだから

断捨ISM

妄想だけならフリーダム

<アンコール>

My Darling ~Do you love me?~

勇気 It's my Life!

スキップ・スキップ・スキップ

<MC>

My Days for You

続・つばきイレブン

 応援するアイドルグループの人数が11人になった時、アイドルヲタ兼サカヲタがする事はただひとつ、メンバーでサッカーチームを作る事。というわけで、10人になってしまう前に2回目の企画となるわけだが、今回は正直そんなに知恵を絞ってない。

 ちなみに前回はこちら。

 そして今回はこちら。

 何故そんなに知恵を絞っていないかといえば、たとえば土居と石井のどっちを左、どっちを右にしようか迷ったけれど、持っている情報が少ない、2人に対する解像度が低いので悩みようがない。そんなところも企画にノリノリではない理由ではある。やっぱりこういうのは些細なヲタの御託が命なので。

 一番迷ったのは、豫風と河西のどっちをどっちにするか。前回のイメージだと豫風がにゃんさんの後を継いで前目の10番にしたかったのだけど、今のイメージは河西に勢いがあり、豫風に視野がある感じ。そして河西&小野田コンビよりは豫風&小野田コンビの方が相互に気が利きそう。

 前回の4バックから3バックに変えたのは、まあどっかフォーメーションをいじらないと私が飽きちゃうというだけのこと。攻撃的MFが年齢を重ねるにつれてポジションを下げるのはよくあることなので、安美ちゃんもそのイメージ。ザマー、マテウスの時代は遠くになりにけりだけど、長谷部という考え方もある。

 ベテラン→新人に3人も変更があると、ずいぶん軽量級のチームになるね。これはサッカーに喩えた結果気づいた発見。コンビネーションよりは個人技頼りの攻撃になりそう。7-0-3の前後分断カウンターサッカーでもけっこう点は取れそう。(終)

ひなフェスJuice&つばきプレミアム

2025/3/29、F5

 

 田舎者が最初で最後のひなフェスに行ってきたので、せっかくだから記録しておこう。

 

時系列

0126 ハロコン大阪に行く

0127 推しの卒業発表

0207 FC先行受付開始…行く気なし

0221 FC2次受付開始…行く気なし

0222 行くつば公開収録に行く

0301 ハロコン広島に行く

0303 オデッセー先行申し込み

0305 オデッセー先行当選

0310 Bloomin’に行く

0311 西船橋のカプセルホテル予約

0314 お亀堂さんのブース出店発表

0318 浅倉樹々大阪公演に行く

0319 お亀堂さん、特別な焼印発表

0323 スマートEXで新幹線予約

 

 最初は全然行く気がなかった。推しを観る数少ない機会は逃したくないといえど、さすがに月に2回も3回も東京まで行くのはしんどい。そう思っていたはずなのに、ハロコン千秋楽が終わったら、やっぱ行っとかないと!になったらしい。しかし当時の心境は全然覚えてないのう。

 最初は日帰りでもいいかと考えていた。朝6時の始発新幹線に乗れば12時半の幕張には間に合うからね。けど、早朝無理して乗り物に乗ると乗り物酔いして体調不良になる確率が高いから早々に1泊することにしたんだった。お亀堂さんの出展は関係なかった。

 カプセルホテルの決め手は最終チェックアウトが11時だったからで、予約したときはギリギリまでホテルでゴロゴロしているつもりだった。あん巻きはブラックサンダーも小倉バターも食べたことあったし。特別な焼印が発表されたときも「並んでまで買うのはなあ」「数量少なそうだし」「熱心なファンの手に渡ればそれが一番よ」「当日の気象予報雨だし」という気持ちだった。

 なんだけど前日夜から当日朝にかけて睡眠に失敗しちゃって6時には目が覚めちゃって、目が覚めているのにホテルでゴロゴロしているのもどうかと思って幕張に向かうことにして、待機列に並んだのが8時半だった。その時点で300人くらいいたはず。

 会場整理の人(エスタさんかな)が待機列に向かって「基本的には全ての人をステージ前の観覧エリアへ誘導する流れで動いてもらいます」言うてて、どういうこっちゃと思っていたが、9時半に会場して中に入って、言うてる意味が分かった。というか朝も早くから並んでいた人達はステージ前の観覧エリアのポジション確保のために並んでいたのか。あん巻きを買うためじゃなかったんだ。それはそう。毎年配信で見ているステージはアプガとかきっかとか出てきて歌ってのんびりしている雰囲気だと思っていたのだが、あんなに観客が集まっていたのね。知らなかった。考えてみれば間近でハロメンが見られるのだから、競争率が高いのもそれはそうなんだけどリアルではピンときてなかった。

 お亀堂さんが33番ブースだということは事前に確認していたが、中に入ると出展エリアにはロープが張ってあって10時まで入れない感じで、自分は観覧エリアと33番ブースの間で三本間に挟まれた人みたいに漂ってて、後ろから人が続々入場してて「このままだと、せっかく並んで早く入ったのに何に意味もなかった」ってなったんだけど、そのうちにおっさん2人組がロープの中に入って店の前で関係者さんと話し始めて、その様子を見た他の人もおずおずと店の前に集まり始め、自分もロープをくぐって近づいたら、それを見たエスタさんが待機列を作るように指導を始めた。勇気あるファーストラビットに感謝。

 人がたくさん集まってしまったので、お亀堂さんが9時50分から前倒しして販売を開始してくださるということで、社長さんの挨拶にヲタのノリで拍手が起きた(白髪のおじさんが社長かと思ったら若旦那の方が社長らしかった。本店に行ったことがあるヲタも多そうだし、みんな諸事情に詳しい)。10番手くらいだったのであっさり購入して、10時のオープニングは普通に観覧エリアのわきで見て、「そこには立ち止まらないで下さい」と追い払われながら最後まで見た。卒業する推しは珍しく数少ないマイクを持たせてもらい、谷本リーダーとともに最前列に並んで、山岸さんに大ウケしたり、JPルームのコントにいちいち反応したり、終始楽しそうに過ごしていた。

 結果論としては、300人の行列について行って、まあまあ良いポジションでステージのオープニングを見てから、お亀堂の行列に並んでも全然買えたわけだけど、それはまあ結果論。「会場には車に詰めるだけ商品持っていきます」なんてツイートを読んだら、そんなたくさんあるとは思わないじゃん。購入制限しません言うてたし。

 エスタさんが柵を準備するのを見てメンバーの降臨を予測し、仲間同士で連絡し合って集合をかけるのがサトヤマの醍醐味ということだったが、単独でそれをやる元気はなかったので、ひなーずがCS特番でやってたモルックを体験したら、さっさとホール7に移動して休憩して、入手した引換券をデジコレのシリアルコードに変えた。たった2枚で推しの☆3を当てたのだから素晴らしい。

 Juice&つばきプレミアムはF5から。雰囲気を楽しむために来たので、ほぼビジョンを見ながらメンバーが通路ステージに並んでいるときはオペラグラスで。つばきプレミアムのセトリは以下。

02.初恋サンライズ(全員)

03.春恋歌

04.ふわり、恋時計

05.大好きなのに、大好きだから

06.My Days for You

07.今夜だけ浮かれたかった

 大好きなのにはBloomin’で予習していたので歌い出しから心の準備が出来た。My Days for Youはレッサーの台詞に虚を突かれた。原曲の印象的な歌い出し(絶対ゆってぃだと思ってた)をそのままやるといかにもカバー曲になってオリジナルには勝てないから変化をつけたくなるのも分からないではない。卒業後にパートの変更をするのが面倒だから推しのパートはほとんどないかなと予想していたら、なかなかのロングパートがあった(「この雨もすぐに上がってほら太陽の階段が僕たちの明日を照らしてくれる」だったかな)。ありがたや。あとは武道館でしか聴けないというのもさびしいのう。

 いっこ思い出した。瑠乃ちゃんが「口を滑らすはずだった♪」で回ってた。あいかわらず瑠乃ちゃん内での回る回らないの基準が分らん。

 プレミアムが終わったら、ホール6に戻って15:45~16:55までイベントステージ。途中、後ろから圧縮で押しつぶされそうになったので、よほど人が押し寄せているのかと思ったが、終了後に振り返ると人は8列もいなかったような。目当てのメンバー毎に客が前後入れ替わるシステムがうまく機能してなかっただけなのね。1イベントが終わる毎に前の柵が開いてところてん方式で入れ替われたらいいのにね。能登ゆかにゃ見て、みっぷる&こにゅうどうくん見て、三島ビヨ見て、有田×九州勢見て、つぶグミ見て、パディントン見た。(終)

………

おまけ

 幕張に行ったのは、1993年3月に開催されたフィギュアスケートの世界選手権を観るために行って以来30数年ぶり(当時ついでにマリンスタジアムでオープン戦も観た)。ウィキペディアを見たら幕張メッセで開催されたとあってビックリしたけど、グーグルマップで眺めた感じでは幕張イベントホールという所だな、おそらく。会場は円形だった気がする。近くに高そうなホテルがあった。高級な催し物をして高級な客はそのまま高級なホテルに泊まるのね、と当時思った。鉄道駅まで草ぼうぼうの空き地を縫って歩いた記憶なんだけど、偽記憶かもしれない。さっき幕張新都心ウィキペディアを読んだけど、埋立地ではなかったのね。1956年に国を挙げての整備法ができ、86年に海浜幕張駅ができ、89年に幕張メッセができ、90年にマリンスタジアムができた。そういうタイミングで私は訪れたということか。いまパトレイバーウィキペディアを読んだけど、あれはパラレルワールドではなくて88年から見た10年後の近未来だったのか。AKIRAとか影響を受けつつも日常系ほのぼの漫画方面にずらしたセンスが光る近未来SF、だったのかな。だけど、地方に住んでる人間の感想としては、あれはバブル全盛だった80年代東京を皮肉った物語だったのかなと思ったり。なかなか上手く言葉に出来ないのだけど、90年代始めに地方の学生が思い付きで東京に行って安く泊まろうと思ったらけっこう大変だった記憶。カプセルホテルもネカフェもなかったかな。とにかく地方人が紙媒体で情報を入手するのが大変。旅行代理店をちゃんと通さなきゃ何もできない。うーん、東京の人は日々の変化に気づくのが難しいだろうし、ノリノリだった80年代の反省を30年し続けて「もう開発はいいじゃん」「本当の心の豊かさとは」みたいな話をしがちに見えるけど、地方人が1994年から2025年にタイムスリップしたら「国の都市計画がちゃんと進んで発展してる!」「独り者もはみ出し者もめっちゃ暮らし易くなっている!」みたいな感覚になると思うんよ。うーん、30年ぶりに幕張を見た感慨みたいなものを言語化したかったんだけど、うまくいかなかった。