パロップのブログ

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CS「第33節・水戸ホーリーホック戦」

2008/8/30放送、実況:田中雄介、解説:瀬田龍彦
昇格に伴うミシャの続投についてなんかも含めた長文テキストは11月頃でよかろうと思っていたのだが、どうも早めに用意しなければならない気がしてきた。

戦い方以前のところでこれだけ横綱相撲をとってしまうと、あまり言いたいこともない。
水戸は4-5-1、1トップのアラタに盛田を付けてストを余らせようとするが、アラタはストの方に寄っていって嫌がらせをする良い作戦。結果的に槙野が余り、たまに入ってくるアカホシをケアする以外、攻守にフワフワと宙に浮いているようだった。思い切って前半の途中から槙野に代えてMFを誰か投入して2-7-1にしちゃっても良かったような気がした。
昇格話に盛り上がるいま、補強箇所はGKだの両サイドだのといわれ、まともな監督の元で、良い外国人FWと両サイドが加入し、ベテランGKが復帰すれば、既存の中盤で上位にいけるかといえば違うんじゃないかと。今みたくカズが4秒も5秒もボールを溜めておけるほどJ1のプレッシャーは緩くないだろう。ストが上がった時にカバーリングするにしろ、4バックに変更してCB2枚の前にアンカーを置くにしろ、それこそセレソン級の外国人を補強して、今の青山の位置にカズを上げるくらいじゃないとJ1上位は無理だと思う。鹿島とやった天皇杯の決勝は柏木のいない2トップだったけど、それでも中盤の構成力の無さは相当なもんだったと記憶している。カズからの攻め手もほとんどなかったし。でも個人的には、来シーズンは成績上位を狙って外国人枠をフル稼動させるよりは、残留を目指しつつ青山や一誠や岡本をJ1仕様の守備的MFに成長させる年と割り切って欲しい。

前の水戸戦ではチュホが目立っていたが、この試合ではムラマツという選手が気に入った。数本だけど他の人が持っていない視野のパスを出していると思ってウィキペディアをみたら、自分が思った通りの特徴が書いてあった。