パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第14節・サガン鳥栖戦」

2008/5/17放送、実況:南鉄平、解説:サカクラゲン
WC94のブラジル×米国戦がこんなような感じだったと、微かな記憶を掘り起こしてみた。うーん、準決のBRA-SWEだったような気もしてきた。検索してみたら、ロマーリオのヘディングゴールはスウェーデン戦だった。
前半のシュート連発を差し引いても、ちょっとした高萩dayだった。30分、味方のシュート跳ね返りからカウンターを食らいそうになったシーン、以前なら相手のユニフォームを引っ張る不細工な止め方で警告をもらっていただろうし、うまいことリトリートしていた。37分後半、後方からのパスを胸で止めるとノールックでスペースへ走るハンジェへロングパスを出したシーン、あれを見るとセスク風に使うよりトッティ風に使いたくなる。58分、「遂に右足CKをハギーが蹴るのか!」と興奮したら、ショートコーナーでがっかり。68分、真上にフラフラと上がったボールを相手DFから離れるようにうまいことトラップしたシーン、同じようなシーンがあったゼロックス杯鹿島戦では、踏み付けるように止めようとして失敗していたのを思い出した。
2分の、槙野→ハンジェへの長いサイドチェンジは有り得ない。あんな精度で蹴れるとは。見間違いかと思って画面を睨んでしまった。トライする精神は大切。
みんなが批判ばかりするから、ハンジェが出来もしない仕掛けにチャレンジするようになってきたように見えて困る。「ミシャはサイドに香車タイプではなくトルシエ時代の伸二風味を好む」説を唱えている自分としては違和感ないプレー(スケールの小さい山岸?)だし、見ていてそれほどストレスも溜まらない。過去ログを読んでもらえば分かる通り、ハンジェの才能や伸び代を評価したことはほとんどないが、彼がいま持っている能力を出し惜しみしているようには見えないし。
吉田でのサテライト試合「サンフ×トリニータ」を見た時に気に入った柴小屋が元気そうでなによりだった。「J1に上がったらDFのサブに柴小屋とか柳楽とか獲得すれば良いのに」なんて軽く言いそうになるが、八田や西河を見切った現監督がいる限り、有り得ないのは分かっている。
鳥栖みたいに鍛えられた/教育された/杓子定規な攻撃をするチームに高萩みたいなアクセントが1人いると昇格出来そう。2ちゃんのスレを少し覗いだが、セレッソに返した浜田とか懐かしがられているのも理解出来る。