パロップのブログ

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CS「第26節・ヴァンフォーレ甲府戦」

2007/9/22放送、実況:前田真宏、解説:羽中田昌
早々にウルノへ警告が出た時は「やった! アウェイアドバンテージレフェリーだ」と思ったものだが、それを活かせなくて残念。
横浜FC戦と同様に、アウェイでは相手にポゼッションさせて、先制して、後はカウンターを狙って、確実に勝ち点をもらう「仕事」に徹するもよし、と思って見ていたら、何ともはやな結果になってしまった。
同点になった後、相手が須藤、ラドンと入れてきたら、こちらも槙野、盛田と入れて迎撃するのかなあ、それだとこちらからは動き辛いなあ、とりあえず攻撃陣よりは引き分けでもOKな交代策だろうなあ、と思って見ていたら、須藤が投入されても動かなかったので流石に唸ってしまう。
2失点目の失点シーンだけを見たら「何で服部が中まで絞り過ぎているの?」と文句の一つも言いたくなったけど、巻き戻してみると、まずアルベルトが中央をドリブルしてきて青山が遅れて追い掛ける、ストと戸田が距離を保って下がる(ついでにいえば、石原がアルベルトとクロスするように中へ走り込み、カズは茂原を見ている)、そこへ右サイドから須藤が斜めに走り込んできてアルベルトのクロスをヘッド、これに服部が絞って付いて競らなければならなかったことが判明。で、須藤はそのまま中で戸田と引っ張りあいをし、アルベルトが右サイドへ流れたのに、誰も捕まえに付いていかなかったためにドフリーになれたと。ストと服部が気付いてコースを消しにいったけど間に合わず。戸田サイトの次回コメントは「俺は須藤を抑えながら、“外がフリー!”って声を出したんだけどね…」辺りを予想。
試合後のテレビインタビューに出てきたミシャは「同点のままゲームをちんたら終わらせれば済むものを、ロスタイム近くになって失点するという極めて日本的な現象に対して怒りにうち震える外国人監督の典型」のように見えたが、さて、試合後に選手へ雷を落としているだろうか。個人の名前を挙げて「お前の責任だ」とやっているだろうか。