パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

ハロプロ楽曲大賞1997-2006

最初はやはりハロプロの歴史的に重要な曲を選ぼうと思ったけど、それだとヲタとして中途参入者の自分の意思が消えそうで面白く無いから却下。それから投票数時間前までは、ユニットの個性とか相性とか無視して、曲として新しいユニットに歌い継いで欲しい曲、いわばハロプロラシックスハロプロスタンダードを考えようと、エッグの新人公演とかハロコンとかハロプロアワーを思い出しながらエレジーズとか100KISSとかを念頭に置いていたけど、直前になって路線変更。自分が好きな曲を選ぶことにする。10回選んだら10回とも違う選考になるものと割り切って、当日の気分で選んだ。リストを見ながら適当にコピペしたのが以下。
・純LOVER・「すごく好きなのに…ね」・恋ING・ポップコーンラブ!・がんばっちゃえ!・DO MY BEST・東京美人・BE HAPPY 恋のやじろべえ・DREAM & KISS・ワルツ! アヒルが3羽・ズキュンLOVE・涙の星・大切・愛の意味を教えて!・涙GIRL・浮気なハニーパイ・先輩〜LOVE AGAIN〜・赤いフリージア・ENDLESS YOUTH・100回のKISS・そう言えば・恋愛戦隊シツレンジャー好きすぎて バカみたい・ハピネス〜幸福歓迎!〜・印象派 ルノアールのように・愛はもっとそうじゃなくて
ここから5曲を全て同点2点で選んだのが以下。
『DREAM & KISS』…ヲタではなかったからリアルタイムで思い入れがあるわけではないけれど、かっこよくて少し可愛い曲。例えばやじうめまーさ熊井ちゃん辺りで新ユニットを作るなら、これをカバーして欲しいと思わせてくれる。キッズに太陽とシスコムーンをカバーさせるのは本格的過ぎてハードルが高くてメリットを感じなかったけど、このくらいの取っ付き易さと大人っぽさがハマってくれると思う。ピスタチオは市井ちゃんのネタらしいので古参ヲタは反対するかもしれないが、まあ古参はほとんど死滅しているだろうし、遺産を有効活用すべし。
涙の星』…遊び心を控えめにして真面目な歌詞の曲も1曲入れようとして『ENDLESS YOUTH』辺りと迷った。2ndアルバムの『涙の星』『くちづけの〜』『未来の〜』の流れがとても好き。
『純LOVER』…タンポポさくら組から今のキッズ勢へと受け継がれている可愛い曲の中から代表でモー娘の曲を選択。地球や平和を歌った曲よりもこっちの路線が好き。発売直後のコンサートでやった後は封印気味だけど(DVDにもなってないし)、最近のカップリング掘り起こしセットリストからすれば、秋の娘コンで復活するのではと期待している。
『浮気なハニーパイ』…楽曲ヲタからは嫌われているこれとかゴーガールとかセクシーボーイだけど、こういう軽さ/下らなさはハロプロが続く限り持っていて欲しいと思う。曲を離れて、ユニットを組む必然性が全く見えない5人だけど、集まった写真を見るとすごくしっくり来るものがあって、個人的に思い入れが深いのも選出理由にある。何故か間奏の寺田ボイスも無駄に力が入っているし、PVもスポーティでカン紺藤の未来を暗示しているようだし、物語を捨てたハロプロ新時代を象徴する曲。欲を言えば、今こそ芸能人オーラをまとったサトタとふじもっさんが2トップで火花を散らすハニパイも見てみたかった。
『愛はもっとそうじゃなくて』…楽曲大賞のマイ基準だとハロプロではないソニンを選ぶことはないのだけど、10年のまとめだし傍流から1曲選ぶのも悪くないだろうと。これは他の人がカバーしている姿もあまり想像出来ないし、そういう意味でもマイ選考基準から外れるけど、ソニン×寺田師匠ならではのパワーを感じて好き。ソニンといいごっちんといい、自分が好きな路線の方へ行かなかったので縁遠くなった人達を思い出す意味も込めて。
ベリエは最近ようやく中古CDを買い揃えたくらいの新参で、時間の審判に耐えられるか分からなかったので入れられなかったが、『ハピネス』はサビのキャッチーさが初めて聞いた時から印象に残った。TBSch.で放送されたコンサートからコメント部分を削除した約60分バージョンを、テレビ画面は眺めたくないけど、テレビは付けておきたい時の繰り返し流しているのだけど、沢山聞いてますます気に入る現状なので、20周年では恐らくランクインしているはず。

PVはあまり見ていないし買わないので、ViewsicM-onでノーカットのPVが流れていた時代のものに成り易い。
『先輩〜LOVE AGAIN〜』(2.5点)学校の制服っぽい衣装はハロプロでも結構あったけど、本当の高校生に見えるかっこうが出来たのはカン紺藤くらい。ロケもあって遊び心もあって本人達も可愛くて。
『がんばっちゃえ!』(2点)CD化せずシングルVだけ商品化するという実験的な試みは、事務所が思うほど上手くいかなかったのだろうか。これからハロプロがどこへ向かうか不安な時期に、映像の中だけは現役メンバーも卒業生もキッズもごっちゃにしつつも多幸感に溢れているのが良かった。
『やる気! IT'S EASY』(1.5点)シェシーな方向よりもこっちの路線の方が好きだった。多分、自分の中でごっちん熱が一番高かった頃の想い出。

アルバムは、松浦1stに4点、藤本1stに1点、ベリエ1stに1点。どのアーティストに対しても寺田師匠の関心は1stまでしか続かないのかなあ、というのが率直な印象。ふじもっさんのはシングルのカップリングとFS3のカバー曲を足したCD-Rの方をよく聞いている分だけマイナス。ベリエのはラストにおまけが入っている分だけ完成度でマイナス。基本的にはオリジナルアルバムにボーナストラックは要らないと思うけど、今はもせにしてバラバラで聞く時代だから、強く文句を言うつもりはない。次点に『プッチベスト4』を挙げたい。オリジナルアルバムを出すには時間とか採算の問題で無理があるユニットの、シングルとしてはそれなりに力を入れた曲が集められており、オムニバスらしいお得感がある。