パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事


余った18切符の利用法を考えあぐねた末に、1人で姫路城の桜を見に行くことにした。今や30歳を過ぎた独身男が気楽に出掛けられるイベントはJリーグハロプロコンサートくらいではないかと。そんな場違い感もありつつ、カップルや家族連れに混じって見た庭園のライトアップはなかなかだった。城のライトアップは微妙。18時過ぎに石碑の周囲に並べられた石の囲いの上に座って桜の下で宴会をやっている連中を眺めていると、右隣のおばさんが「ライトアップは何時から?」と聞いてくる。「案内では6時とありますが、まだ明るいので…」と答えると、左隣のおばさんが「城がライトアップされると聞いたんだけど?」。見知らぬ人にもフレンドリーな関西クオリティ全開だが、「いやあ、桜の周りだけじゃないですか。とにかく暗くなってみないと…」と答えると、両隣とも立ち去ってしまった。それから数分もすると城/桜ともライトアップされたわけだが、自分は悪くないはず。駅から城までの大通りは岡山の桃太郎大通りに似ているが、岡山と違って姫路の商店街は死んでいなかった。また済んでいない地方都市があるとは、さすが関西圏。姫路の女の子はみんな「从 ‘ ∀‘)ニャハハ」って笑うのかと思っていたが、当然そんなことはなかった。
野球への興味はほとんど無くなったけど、開幕前からカープナックルボーラーだけは楽しみにしていて、「どうか登板する日はテレビ中継がありますように」と祈っていたのだが、CSフジで放送がある日に初登板したというのに見逃してしまった。残念。
BS2で4/7放送の『ベッカムに恋して』を見る。(以下ネタバレ注意)「タイトルで損しているが、中身は意外と佳作」という評判を聞いていたが、確かに青春映画としてなかなか面白かった。決勝戦のオチは右サイドのジェスがクロスを上げてジュールズがヘッドを決めると思ったのに大外れで、肩透かしを食らった。途中の「ベッカムの曲がるクロスボールって最高!」という台詞が、字幕だと「曲がるシュートって最高!」になっていて、その時は一般人にも分かりやすい意訳にも程があると思ったが、映画のオチからすると字幕のニュアンスの方が適切ということか。アンデルレヒトにコラーとラジンスキーがいた映像はかなり懐かしい。まだチャンピオンズリーグの放映権がWOWOWにあった頃だ。ジェスのお父さんはナイロビ経由のインド系移民。ケニアは今開催中のワールドカップにも出場するクリケット強豪国だが、プレーしているのは旧植民地に残った白人ではなく、英連邦圏をまたいで活躍するインド系移民だったのか(今の代表はアフリカ系が主流みたいだが)。勉強になった。リネカージョン・バーンズの顔は判ったが、アラン・ハンセンはWC90を見ていない世代なので知らない。『スターウォーズ』以来、というか初めてまともに見たキーラ・ナイトレイは、よっすぃ〜@モー娘と同じ印象を受けた。顔とスタイルが印象に残り過ぎて生活感がないというか、役柄を本人と別個のものとして見ることが出来ない感じ。モデルをするにはスポーティーで匿名性が無さ過ぎだし、女優としては苦労しそうだが、『高慢と偏見』を見れば印象が変わるかもしれない。近いうちに見たい。