パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第3節・ガンバ大阪戦」

2007/3/17放送、実況:寺西裕一、解説:本並健治
今日の深夜に、なでしこプレーオフの放送があるのはテレ東系の中でもキー局と我らがテレビせとうちだけらしい。この恵まれた視聴環境を切り開いてくれた福元・宮間両選手に感謝。

今日は録画せず、リアルタイムで視聴したので細かいことは書けない。いろいろとミスはあったけど、誰が悪いというのでもなく力負けか。まあ勝負事は力で負けてても試合には勝てるわけで、力通り負けたということはミスした個人が悪いのかもしれないが。
力で優る相手には、寿人を左サイドに、柏木を右サイドにあてて3-6-1みたく厚く守った方が良さそうだとか、相手のプレッシャーが厳しくて起点が出来ない前半はウェズレイもウソ転けを連発して3回に1回くらいはFKを貰おうじゃないかとか、少し全体的な工夫が欲しい気もするが、監督が原則を崩したくないのならば、正攻法して玉砕も潔し。
遠藤も二川も家長も捕まえるのが難しい。二川には青山がついていたはず、バレーには盛田がついていたはず。特に狙いがバレーだとはっきりしている相手ゴールキックなんかだと、盛田がどこまでもバレーをマークして完勝していたと思うが、結構マークを受け渡さずに付いていくので、特にガンバみたいなチームには弱い。オサレな表現をすれば、ガンバの前線にはシステマティックな混沌がある。サンフには全体で生み出す混沌はなく、柏木かウェズレイ個人の閃きくらいしか変化を生み出せない。まあ、この試合に限っていえば、駒野が橋本に圧勝出来ていたのだから、それがストロングポイント=“らしさ”であるならば、しつこいくらい素直に真正面から右サイドを叩き壊しに行っても良かったと思うけど。

スカパーとJリーグで相互利益になるように協力し合う態勢をつくろうとしているのは素晴らしいが、メディア相手の共同記者会見をする前に、テレビに向かってインタビューするよりは、記者会見場から中継して、スカパーの解説者が最初に代表質問する形にした方が、他メディアにもストレスがかからなくて良いと思う。こちらの勘違いで、あの時点で既にメディア会見を終えているのだったら申し訳ない。
14時の真っ昼間からスカパーで後半45分ばかり4試合くらい見たが、清水対柏戦の田中孝司氏が相変わらずの結果論的ネガティブ解説で聞くのが辛かった。試合後に監督インタビューしているのを聞くと、悪い人ではないのだろうが。