パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

日中戦争関連

流石に地上波の『Nスペ』になると多くの人が感想を書き残しているので、自分はBSドキュメンタリー関係のみ記録すればよさそうな気がする。

『Nスペ』「日中戦争〜なぜ戦争は拡大したのか」
2006/8/13初回放送、75分、リサーチャー:田村都志夫/ロニー陳、コーディネーター:候新天/ナンシー蘇、撮影:日昔吉邦/浅野康治郎/相馬大輔、取材:太田宏一/田畑壮一、ディレクター:鎌倉英也/宮本康宏、制作統括:塩田純/東野真、共同制作:NHKエデュケーショナル、制作・著作:NHK
蘆溝橋事件から南京占領まで。どちらかといえば、蒋介石の国際戦略を中心に。

BS-hiハイビジョン特集』「日中戦争〜兵士は戦場で何を見たのか」
2006/9/14初回放送(12/7再放送)、110分、撮影:日昔吉邦/浅野康治郎/相馬大輔、ディレクター:鎌倉英也/太田宏一/田畑壮一/宮本康宏、制作統括:山本展也/塩田純/東野真、共同制作:NHKエデュケーショナル、制作・著作:NHK
『Nスペ』と同内容だが、行軍した日本兵の証言が多く足されていたと思う。『Nスペ』のエンドロールでは「取材協力」扱いだった人名が、こちらではリサーチャーだったりコーディネーターだったりしていたが、その辺りの線引きは不明。『Nスペ』で「取材」だったのが、こちらで「ディレクター」になっているのは更に不明。録画していた初回放送と12月7日の再放送を2台のテレビで同時に視聴したところ、放送後にこっそり手直ししたりするものかと思ったが全く同じだった。

『Nスペ』「日中は歴史にどう向き合えばいいのか」
2006/8/14初回放送、90分、導入・スタジオ司会:五十嵐公利(NHK解説委員)、スタジオゲスト:毛里和子早稲田大学教授)/坂元一哉大阪大学教授)/楊伯江(中国現代国際関係研究院日本研究所長)/アンドリュー・ホルバート(東京経済大学国際歴史和解研究所)、コーディネーター:孫勇民、リサーチャー:野口修司、撮影:並木慎介/曽我部宣、取材:石井有、ディレクター:倉迫啓司/藤本敦、制作統括:岩堀政則/北川薫、制作・著作:NHK
楊氏に対する好印象を二、三のブログで読んだが、彼は誠実そうに実直そうに決して声を荒げることなく、党の公式見解から外れないように語る訓練を国家レベルで受けているはず。そんな国の威信を背負った人間に、たかだかタレント文化人の大学教授風情が敵うわけがない。おそらく楊氏は聴く・話すに困らないくらいは日本語ペラペラだろうけど、「外国人なのにお上手ですね」レベルの日本語ではテレビを通すと思慮深い印象を与えられないから、敢えて通訳を挟むことまで考えているはず。

『Nスペ』「硫黄島玉砕戦〜生還者 61年目の証言」
2006/8/7初回放送、54分、撮影:石原徹也、リサーチャー:柳原緑、取材:山本出、ディレクター:内藤誠吾/山岸秀樹、制作統括:角英夫
「若者に映画が史実として伝わらないように釘を差しておこう」といったところだろうが、まさか映画の公開に合わせてDVD販売されているとは、すごい便乗商法だ。需要があると思うなら、何度でもNHKで再放送すればいいのに。