パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS-i「第28節・セレッソ大阪戦」

2006/10/22放送、実況:新夕悦男、解説:金田喜稔
チェコ人選手の移籍金が載っているドイツのサイトをチェックしていたら、ホルバートの所属がスパルタ・プラハになっているので「間違った情報を載せてんじゃねえよ」と悪態をついていたら、そのあと神戸系のサイトでホルヴィが9月でチェコへ帰国したことを知る。神戸は近いし、バクスター好きだし、楽天も嫌いじゃないし、もうすぐ無職だし、神戸が昇格を決める試合がホームになるならウィングまで行こうと思っていたのに、これは少しショックだ。

前節の大勝は、サントスが躍動したナビスコマリノス戦みたいなものだと思っていたので、今節はまあこんなものだろうと思う。こういうのは早く忘れるのが吉。今後ともレシャックフリューゲルスみたく派手に面白い試合とさっぱりな試合が同居する可能性も高かろう。
前半の3-6-1にはなかなかの可能性を感じた。慣れていないからか、細かいパスミスで自分達から流れを失っていたのは残念だけど、選手間の距離はやりやすそうだった。青山は顔触れが変わると脳味噌が初期化されてしまうのか、全然リズムが出ていなかったのに対し、柏木は組む周囲が誰だろうと良くも悪くもプレーが変わらないのが対照的で面白い。柏木は小野伸を越えて今もっともサーカスな選手かもしれない。駒野はどこでボールを離すのかタイミングを間違えている感じもあったけど、だからといってチャレンジしないばかりでも起用された意味がないし、なかなか難しいところ。
個々のプレーは別として、全体的には、相手は勝ち点3が欲しくてソワソワしているわけだし、こちらは立ち上がりから主導権を取りに行かずとも、ボールを持った時は相手をじらすようにキープすれば良かったのにと思う。技術に優れた自慢の中盤(+モダンな3バック)なのだから、もっと青山から浩司や柏木へショートパスを繋いではムーブし、手詰まりになったらカズや戸田に渡し、それでも煮詰まったら長〜いボールを相手の裏に出しておけば、とりあえず失点はしないし、こちらの主導でボールを動かせば相手の疲労もさそえるはず。しかし、実際にはボールを奪ってはすぐに裏へ裏へで、ただでさえ寿人がいないのにもったいなかった。
前俊は後半から入って後半途中で交代という屈辱を味わうかと思ったが、ミシャもそこまで鬼ではなかった。だが、次節に寿人が復帰すると、ベンチに大木さんか超人が座っていてもおかしくない。