パロップのブログ

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CS『第17節・清水エスパルス戦』

2006/8/15放送、実況:渡邊哲夫 、解説:浅野哲也
負け試合を1週間も経ってから見るのはしんどい部分もあるので、前半は良いとこ探しをしながら見た。
12分、盛田が左足でロングフィード→オーバーラップした駒野へ
16分、カズが右足でロングフィード→左へ流れた寿人へ
21分、戸田が縦に短く→浩司が横パス→カズが縦に短く→ウェズレイが楔で競る→ベットがこぼれ球拾う→DFのウラへ出して、パスを出した浩司が飛び出す
22分、戸田が縦に短く→ダッシュで戻ってきた浩司が左足でウラへ出す→ウェズレイが走る
24分、中里の横パス→戸田が縦に短く→ベットがタメを作って→寿人→上がってきた駒野がドリブルしてCKもらう
28分、カズ→浩司がヒール→ベットがドリブル〜CKもらう
33分、密集からこぼれたボールをカズがツータッチでウラへロングフィード→左へ流れた寿人へ
44分、伊東輝がマルキに入れようといた楔を中里がインターセプト→ベットがワンタッチでウェズレイ→ドリブルしてクロス→寿人へは繋がらず
45分、戸田がインターセプト→カズ→ベット→駒野がドリブルして中へ戻す→カズが左へロングフィード→服部がキープすると浩司が外側を縦へ駆け抜けるけど中へパス→ウェズレイとベットでボールを失う

浩司は自分で仕事を探して上下動するようになった。もう中盤守備で大木さんの世話にならなくても大丈夫だろう。カズはウラへウラへ長いボールを出すようになった。自分らしさとミシャの要求との折り合いがついてきている感じはする。というか、名古屋戦でみせた選手個人の蓄積を無視したラディカルな約束事が消えつつあるのは少しさびしい。それから全体に中央突破が目立ったけど、両サイドを活かした攻撃とうまく混ぜ合わせてもらえると嬉しい。攻守のバランスはとにかく攻撃マインドは感じられた。運動量は、以前のチームと比べるか他チームと比べるかでもいろいろ比較基準は違うし、テレビではなかなか分からない。
中里とマルキのマッチアップは面白かった。中里は守備力がどうこうというよりも、判断が遅い、視野が狭い、ショートパスですらパススピードが遅いなど、思い切りが悪くて低印象。J1のスピードに慣れていないだけなのか、結局そこまでの能力なのかは分からない。
ジェフの阿部さんは右足版ミハイロビッチに育って欲しいと願う自分にとって、次節のカズの3バック右への起用には興奮を隠せない。ただ、この試合では珍しく中盤ショルダーでの競り合いでボールを失う場面もあったし、コンディションが戻っていない状態ではやばい気もする。カズの右CBは万全の体調時にみたい。