パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

NHK-BS2で5/14放送『雲が出るまで』(2004年・トルコ)を漸く消化。ちょっと検索すればトルコ人と結婚して現地に住む日本人女性による映画の感想が読めたりする今、自分のように適当な聞きかじりで知ったかを作文するスタイルは時代遅れ。以前、旧ユーゴ人の良い所も悪い所も味わい尽くしたボスニア在住者ブログのコメント欄に、木村元彦氏の著作で仕入れたような知識を手に「セルビア側を悪く言う奴は西側にだまされている!」と突撃している若者を目撃して呆気にとられた事があったが、いつ同じ過ちを自分が犯してもおかしくない。やはり情報の発信者よりも中継者に徹するべきかもしれない。
それでも一応、映画の感想も書いておくと、少数民族出身者は自分を迫害する偏狭なナショナリズムよりもコミュニズムに当然引き寄せられるけれど、その振る舞いがますます、多数民族側の人からは国民国家の破壊者に見えるという皮肉に考えさせられた。それと、あの時代の南欧におけるコミュニズムが、ギリシア人とトルコ人という民族性を否定していたのか、キリスト教イスラム教という宗教性を否定していたのか、興味深いが自分には判断がつかない。
ここ数日、「スレブレニッツァ/大虐殺」で検索してくる人が多いのだが、時事ネタのタイミングとしては外れているし、どこかの中学校で調べる課題でも出たのだろうか。ハロプロのページとか見られて鼻で笑われている気がする。やはり真面目ブログと趣味ブログは別口にすべきだろうか。
3人いるオシム監督の通訳の1人が千田善氏だとウェブニュースに載っていた。今朝の『めざまし』で練習映像をみたが、どうやら監督の側にいるしょぼくれた眼鏡のおっさんが自分の記憶に残っている千田氏の風貌に近いのだがどうだろう。南スラブ語に堪能でサッカーも好きだから第1通訳なのだろうか。それにしても、木村元彦氏も一発当てたし、千田氏も通訳に雇われたというのに、あれほど旧ユーゴのサッカーを愛したにも関わらず、オシムバブルの恩恵に与れない宇都宮氏カワイソス。
8/7放送の『未来図鑑』は総集編。せっかくだから初期のゲストを記録しようかと思ったが、面倒なのでスルー。
アマゾンからPerfumeのアルバムが届く。インディーズ時代のシングル3枚はレンタル落ちで捕獲していたのだが、折角の1stなのでお祝儀を出してみた。シングルの中では「モノクロームエフェクト」がダントツに好きで、メジャーデビュー後に路線が変化していたらどうしようかと思ったが、良くも悪くも大体同じだった。というか、これは小品として数曲聞くから良いのであって、クラブとかテクノに免疫のない人間が自宅の一室でアルバム通して聞くのはややしんどい。まあ週末にはシングルのカップリングを足したCD-Rを車の中で聴いてみよう。
Perfume?Complete Best?(初回限定盤)(DVD付)