パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

ハロ☆プロ パーティ〜!2006

2006/6/10、福山リーデンローズ
今さら感は拭えないし、記憶も薄れているが、コンサDVDも出てネタバレに気を遣わなくてもいいので、適当に感想を。

最初はのんびりと昼過ぎから岡山を出て、夜の部をみるつもりだったのだが、「ワールドカップもあるし、昼の部だけをみよう」になり、「折角往復1900円の電車賃を払って福山まで行くのだから、両方みるべきかも」と変わり、とりあえず出遅れて福山に着いたのが14時過ぎで、駅前でレンタサイクルを借りに行ったら、夜公演を見ると閉店時間に間に合わないことが判明し、余程のことがない限り昼公演だけのつもりで、チャリに乗りながら、曖昧な記憶を元に会場へ向かうが、ローズアリーナという所に着いたもののヲタの姿も臭いもなく、気持ちは焦りつつ、また曖昧な記憶を頼りにでかいスーパーに向かって進むと、うまいことコンサ会場のそばを通って助かった。下手すると、会場の場所を確認した後、一旦チャリを駅まで返しに行き、それから歩いて夜公演に向かうというアホなことになりそうな不手際だった。

当日券で2階ファミリー席を買う。本来の席は2列目だったが、席の隣りに幼女をつれた母子が座っていたので、遠慮して、中央やや後ろ、数人の大きなお友達が身動きせずに座っている辺りに混ざる。
開始前は、知らない曲多数で申し訳ない気持ちになったらどうしようとか思っていたが、昨秋にごまコンへ行った甲斐もあり、ビユーデンの1曲以外は分かった(それ以外に『一切合切』も2コーラス目は初めて聞いた)。
客層もごまヲタが多いのか、『愛の園』辺りからテンションがごまコン風に上がる。それより前は前座というかウォームアップ的ななごやかムードだった。
石川さんのワールドカップトークがウザそうな後藤さんだったが、個人的には辻さんがレーマンの試合をみていたという事実だけでお腹一杯。
石川&辻によるコイイングを聞いた時はテンションが上がり、ちょっとだけ夜公演もみたいと思った。実は何かトラブルがあって、本来は後藤さんも含めたトリオ編成だったらしいことは後から知った。
『やる気!IT'S EASY』の時、メロンの4人をバックダンサー扱いしていた当時を思い出し、今回も4人をバックに使って欲しかった。
「『DPGO』とか『原色ギャル』とか糞曲ばかり与えられて気の毒な後藤さん」と思っていたが、両曲ともコンサートをやる度に登場してくるということは、案外後藤さん本人は気に入っているのだろうか。
辻ヲタらしく、肝心の辻さんだが、個人的には可愛い路線に違和感があって、彼女のストロングポイントは違うんじゃないかと思う。ただ、まっつーに憧れているから真似してやってみたい気持ちも理解出来るし、今年は前半から辛いことも多かったので、とりあえず本人が楽しんで出来れば万々歳であるのも確か。自由を与えるのが一番なのも承知している。とはいえ、あのピンクのドレスはパロディというか、古典的なアイドルを茶化しているようにしか見えない。サルスレに度々貼られるメイド風衣装のサトタを「似合わねー」「罰ゲームだ」という感覚に近い。かつてなく空前絶後な存在である辻さんが、過去の何かを模倣しても、別の意味が発生してしまう。そこに批評性を生まずにはいられない。などと、何となくうまいこと言ってみる。
敢えて今回の中では『遠慮はなしよ!』のはじけ具合が辻さんに一番合っていたと思う。
ダンスというか振り付けには興味をあまり持っていないので、基本的にはいいらさんから愛キュンまでみんなそれぞれ自己流で良いと思っているが、三好ちゃんの振りはキュッキュッキュッというメリハリを付けた動きが、いかにもスクール育ちといった感じで流石だった。その隣で踊る辻さんはごま風に言えば「タコ踊りみたい」だった。何かフニャフニャしていた。もうちょっとキビキビしても良いんでないかと思わなくもなかった。やれば出来るんだから。
『愛の園』での朗読パフォーマンスは正直謎だった(というか、「石川さんだけ違う歌のエピソードじゃん」ってツッコミを最後に受けてオチるコントだと本気で思ってみていたのに、何のツッコミもないまま朗読から歌へ移行して戸惑った)けど、そこ以外は流れも良くて楽しめた。何やら辛口に書いてしまったような感じもするけれど、唯一無比な辻さんに対する期待の表れだと思って御容赦を。