パロップのブログ

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BS1でガーナ戦

2006/6/17(深夜)初回放送、実況:田代純、解説:反町康治
3連勝も3連敗もある組だと思っていたので、結果は仕方ない。
ガーナの選手は皆テクニックがあって、前線からプレスをかけても軽くかわされるので、そこからリズムを崩された感がある。
ガラセクは恐らく体調不良。やや運動量が足りなかったし、ボールを持たされているようでもあった。
プラシルはレフェリングにイライラしているようだったし、ポラクは2失点目のシーンで地蔵のように見送ってしまった。ここ最近の試合をみて成長を遂げていると思ったが、まだまだ若い。
ポボルスキは純粋にかけっこのスピードで負けていたから微妙ではあったけれど、彼の持ち味は75分くらいからスルスルと上がり始めるところなので、もう少し粘っても良かった。
ヤンクロも試合勘の無さからか調子悪そうだし、全体的に低調だったのは、気候の問題があるのかもしれない。第2試合より夜の第3試合の方が後々有利な気がする。イタリアは得している。
レフェリングは確かにクソだったような気もするが、どちらか贔屓というのではなく、体の小さい選手が吹き飛ばされてもとらない、と決めてかかっているタイプなんだろう。逆にいえば、正当な競り合いでコラーが相手を吹き飛ばしても、全部コラーのファールにするタイプ。
開幕前プレビューで「CBの控えがいねえよ」と懸念を書いたが、まあ次の試合はグリゲラを中にして、右SBはイラネクだろう。グリゲラそのままで、コバチをCBでも可。もっともウイファルシを含めて誰が出ても、トニ/ジラルディーノを相手にすると分が悪そう。
最終節、得失点差でもつれた場合を考えると、CBを失って1点差というところでオープンな撃ち合いに臨むよりも、1点差のまま試合を畳む作戦もあったと思うが、勝ち点計算するよりもチャレンジが大切という監督のメッセージか。0-5くらいにならなくて本当に良かった。
イタリアに勝てば上に行ける。イタリアと引き分けてアメリカに頑張ってもらっても良し。楽しいグループに入ったもんだ。