パロップのブログ

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自分の事

「『アエラ』がまたモー娘。の悪口を書いている」というガセネタにつられて立ち読みに行ったら、「4年に1度の流行りには乗っかりたいけど、サッカー専門誌は恥ずかしいし、知的な私の好奇心を満たしてくれるオサレな雑誌はないかしら?」という30代独身キャリア女性がターゲットなのか、6月19日号はジーコ氏が表紙だった。中身を読んだら、モー娘。の悪口はなかったけど、木村元彦氏がモンテネグロについて書いた文章を発見してラッキー。その中で「モンテネグロは2008年のW杯を目指している」という文があった。恐らく木村氏が「2008年の欧州選手権を〜」と書いたものを、校閲が勝手に「欧州選手権って意味分からないから世界選手権に直しちゃえ」と変えたと推測。さすが井戸端会議を記事にするクオリティ雑誌。30代独身キャリア女性の皆様におかれましては、このクオリティ雑誌を元ネタに「2008年のワールドカップが楽しみね」とか誤った知識を披露して恥をかかないよう用心されたし。というか、EURO2008の予選組み分けは既に行われているわけだが、モンテネグロの扱いはどうなるのだろうか。とりあえずはセルモン連合チームで、2010年予選から単独チームになるのか。WC1994の予選では、チェコスロバキアが既に分離しているのに「連合チーム」として出場したが、これってどういう感覚なんだろう。当時は「元々同じ国の人間だったのだから、チームに違和感なんかないだろう」と思ったが、いま同じ状況を目撃するとすごく違和感がある。高校の卒業式でみんな号泣した翌日に、大学入試の勉強で学校に集まったみたいな。
スペイン代表の半分くらいは馴染みがないので、あまり思い入れもわかない。ショフコフスキ、ワシュチュク、グシン、レブロフ辺りを久しぶりにみた。ワールドカップに出場する姿をみて感慨がある。ルズニーやドミトルリンにもワールドカップを体験させてあげたかった。