パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

  • 純情きらり』を見ながら「実写版『スラダン』をやるなら、安西先生は宮崎さんだな」とか思ってしまった。

  • 土日に国内リーグ戦を行った後、火木土と中1日で開かれる大会で、内容をどうこう言っても仕方ない。関西と関東それぞれで壮行会が出来てなにより。マルティン・ペトロフはスペインに帰って日曜日の試合で出るのだろうか。彼はかつてのブルガリアっぽくない。ヤルニとかクルズナルとかルカビナとかクロアチア人WBの系譜。スタニッチやラパイッチもあんな感じだったか。
  • マスメディアは「駒野は左右出来るから登録人数の少ないWCメンバーに入るだろう」などと煽っていたが、監督本人から駒野をユーティリティに使う話は聞いた事がない。以前から書いているが、駒野はレオナルドが退場した後のブランコのように「いつでも準備万端ですが、何か?」という顔をして、淡々と加地さんの代わりを務める準備をするだけ。確か本人もインタビューなんかで「右サイドの選手として勝負したい」みたいな発言をしていたと思う。メディアよりも選手本人の方が客観的に状況を見ているのかもしれない。
  • 今の代表は、森岡の怪我によって出番が来た宮本とナカータを除けば、ギリで落選した久保、中澤、中村、選出されたけど不完全燃焼の福西、アレックス、川口、病欠した高原、病み上がりだった小野と、世代的には戸田、中田コ、松田、西澤、師匠、市川、明神、楢崎ら2002年代表の主力と変わらない年齢なのに別の顔。この8年2大会の合わせ技でアトランタシドニー五輪世代(1975〜1980年生まれ)の清算をしてくれれば、それでいいんじゃないかと思う。共存するかどうか、或いは機能するかどうかは関係なく、初戦のスタメンは高原、柳沢、中田、中村、小野、稲本を並べて「成長するために海外を目指した」時代の夢も清算して欲しい。ドーハ辺りからサッカーを見始めた人間にとっては、勝敗よりも多分他の人々と共有した右肩上がりの成長物語のオチを見る方が大切だったりする。
  • 『STRIKER DX』サイト内のコラムに、レチコフがブルガリアサッカー協会・副会長として来日しているというネタが書いてあった。協会のサイトを調べると、代表の監督がキリストである以外にも、コーチがフブチェフとヨルダノフという栄光のWC94メンバーであるらしい。当時の主力は多くが1964〜67年生まれ、社会主義時代にエリート教育を受け、23〜25歳といえば「さあこれから」という時に西側への移籍が自由になり、経験値を上げて且つ才能が開花した連中。逆に今50〜60代の人間は何をやって暮らしているのだろうか。体制の変換でエスカレータ式に上がるはずの特権的地位を失ったのだろうか。そういえば、隣国のピクシー、サビチェも早々に偉くなっていた。それとも、北の潮が理事長をやっているように、やはり現役時代の実績がオーラとなって身を包むのか。