パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

  • 職場で新聞のラテ欄をみていたら「プラハの春」という単語が目に入ったので気になって調べてみたらNHK-FMのオーディオドラマだった(近頃はラジオドラマと言わないらしい)。原作は「国際政治を舞台にした重厚なドラマ」と思われがちだが、実際の内容は若い日本人外交官がゲルマン美人妻に惚れられ、その20年後を描いた続編『ベルリンの秋』では美しく成長したその娘に惚れられるという「それなんてハーレクインエロゲ?」だったりする。ドラマの肝心要である幼女シルビアたんの声をあてているのは後藤果萌。ロリ声の声優さんかと思ったら、本物の子供だった。昔のNHKは子役に子供の声はさせなかったような気もするが、やはり最近は職人芸よりも一般人気優先か。今日(第2回)を聞いた限りでは、いわゆる“おしゃま”な方向性なのか、結構雰囲気が出ていた。乗りかかった船なので3週間残り13回聞いてみるつもり。
  • 春の夜長にテレビが壊れて暇な人にお勧めなのが、日本記者クラブのサイト(ttp://www.jnpc.or.jp/)にある会見速記録。そこにある『吉田茂』の著者・原彬久氏の語りを読みながら連想したのは、自分の高校時代に受験勉強界を席巻した予備校教師の講義録本。平易な語り口だし、専門家でなければ知らないような人名も出てこないし、「大の大人ならば速記録を斜め読みするのではなく、その著書をちゃんと読め」と怒られそうだが、高校生には歴史の流れを掴むのに役立つ、良い副読本になりそう。タダだし。