パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

更新してないのに毎日(以下略

ビデオテープに残っていたNHK-BS2ハイビジョン特集』「カーペンターズ」を、高橋愛さんがニューヨークでミュージカルを見てきたというニュースをネットで読みながらようやく消化。以前からカレンのソロアルバムが気になっていたけれど、番組でかかった1曲を聞く限りでは、カーペンターズはリチャードのアレンジあっての魔法という気がした。ハイスクール時代は男子に混じって野球をやったり、ドラムを叩いたりするのが好きだった快活なカレンが、健全な女性シンガーというパブリックイメージ通りの役割を求められるし、インターネットの悪口サイトがない時代でも容姿に関する噂が耳に入ってくればやはり気になるしで、段々と生気を失っていく流れに、いろいろ考えてしまった。心が不安定になって太ったり痩せたりする娘。も多いので、摂食障害のエピソードは聞くのがつらい。愛さんがTLCに憧れていたからといって、それが本人に合っているかどうかは別の話だとか、不相応に背伸びしたがる年頃ではあったけれど、かといってミニモニはミニモニでやはり微妙だったなあとか、客観的にアドバイスをくれる他者の意見を聞き入れるアーティストがいるならば、徹底して他者の求める偶像に成り切るアイドルとは、どこがどう違うのだろうとか、女性アイドル的自由とは、女性アーティスト的自由とは何だろうとか、そんなことを考えた。いろいろあった中で自分を見失わない愛さんのハートの強さは本当に尊敬する。