パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

NHK-BS1で放送したウクライナ大統領選挙のドキュメンタリーをようやく消化。選挙参謀ベススメルトヌイは、ソ連外相をしていたベススメルトヌイフと同じスペル/異なる日本語表記なのかと思ったが、検索するにBessmertnykhとBessmertnyだった。人名は奥が深い。番組の内容は、たとえば東京生まれヒップホップ育ちの純粋真っ直ぐ坊ちゃんが福岡の寂れた炭坑町へ投票の監視に行ったらどうなるのだろうとか、金融街出身の民主党新人議員が死にかけた地方都市に来て「効率悪いんで、もうこの辺に予算は回しませんから死んで。ついでに言うとあんたら、時代遅れのどぶ板選挙をやってますなあ」と言ったらどうなるのだろうとか、そういう話だろうか。あまり単純に善悪とか民主/非民主とか二分しない方が賢明だと思う。というかイギリスの制作者は結構バランスとっていたのに、冒頭のNHK解説委員がひどかった。
欧米メディアが1試合だけ見て加地さんを絶賛する今日この頃だが、少し前、確かミチェル・サルガドがまだクラブでジェレーミとレギュラーを争っていた頃、スペイン対イタリアの親善試合でサルガドが良い動きをしたら、当時のゾフ監督が「今、サルガドは欧州最高の右SBではないか」と口走ったせいで、それから何年も「欧州最高の右SBと云われているサルガドは〜」という説明文が増殖して参った。権威ある人の評価は引用され易いものだが、それがいつの間にかろくに試合も見ていない連中の手によって一人歩きしてしまうことはよくある。自分も含めて気を付けたい。