パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

十数年ぶりにひどい風邪をひいた件

木曜日の晩、体がだるかったので風呂に入るのを止めてさっさと寝た。
金曜日、職場でも相変わらず調子が悪くて咳も出るので、帰宅時に明日の欠勤を申請し、薬局で風邪薬を、スーパーで麺類を買って帰宅。「中澤さんって学生の頃、すかんちみたいなバンド好きじゃなかったかな?」などと余裕をこき、『Mステ』で石川さんのウォードなんたらへの質問が滑ったのを確認して21時には就寝。
この時点では、土日の2日間おとなしく過ごしていれば回復するはず。仕事休んで、午前中は読書、午後はリアルタイムで『清水対広島』がみられるなんてラッキー、くらいに考えていた。
熱が出て床に伏せったのは実家にいた頃が最後の記憶だから、この十数年ない。自慢じゃないがろくな仕事についていないので、これまでは体調不良の初期症状が出たらゆっくり休むことでほぼ回復してきた。徹夜仕事が続いて症状悪化とか有り得ない。
土曜日の朝4時に目が覚める。早寝すると早起きするのも予想通りなので朝食にする。風邪薬は食後に1日3回だから、朝4時、昼12時、夜8時と食事をとれば完璧じゃん。俺って天才、とか思っていた。
既に寝過ぎて眠れないものの、文字を読む気もしないので、午前中は溜まったビデオをみて過ごす。昼に焼豚をそのまま食べて薬を飲む。15時からサッカーを見てまた休む。20時、『みんなのモンダイ』をみて「ごっちんには浮気がすぐばれてしまうぜ」と思いながら、体調は一向に回復せず、食欲もないが食べないと薬が飲めないのでヨーグルトだけ何とか食す。
ここに来て、ようやくいつもと事態が異なる事に気付く。自分の風邪は、大抵咳が出て、喉が痛くなる。そして治ってくると鼻水が沢山出てくる。しかし今回は相変わらずゴホゴホして、血の混じった痰が出過ぎ(妙に濃度の高い痰を見るのは嫌いではないが苦しいのは嫌)。思いついて、ずっと以前、景品で貰った体温計を探し出し、体温を測ってみると38.6度もある。
不測の事態であるため、治し方が分からない。とりあえず、おしぼりを濡らして額に当ててみる。やや良い感じ。しかし一日中寝過ぎて腰が痛いので、体を横にして寝たいのだが、そうするとおしぼりが落ちる。そういえば、テレビCMで流れている時は気にも留めていなかった「冷えピタシート」とやらが凄い役に立ちそう。金曜日に買っておけば良かった。しかし、それをいえば、金曜日にラーメンなんか買うのだったら、ゼリー状栄養剤とかにしとけば良かった。寒くて台所に行きたくねえ。更にいえば、金曜日の時点で病院に行けば、という話になる。インフルエンザだったら発症後48時間以内に薬を飲めば治療出来るそうだから。水曜発症だったら既に微妙なところだが。
大体、部屋が寒いと良くないだろうと一日中ファンヒーターをつけっぱなしなのに、額は冷やした方が良いじゃない、とか訳が分からない。風邪への対処方法が「休む」以外に思いつかない。しかも布団なんか明らかに風邪の菌で汚染されてそうだけど、一人暮らしの家に布団が何セットもあるわけがない。幸いなのは、これが自分の大切なパートナーだったり、子供だったりすると本当にパニックだけど、一人暮らしだからただの自業自得で済む事だ。
夢うつつのなか、自分でおしぼりを水につけて頭にのせたりする内に日曜日の朝。少しよくなった気がする。体温を計ると37.8度。単に朝方は体温が低いだけの気もする。通常だと「寝ながら汗をかいてその後すっきり」というのが治癒パターンなのだが、どうも思ったより汗かかない。喉が痛いので飲みまくっている水も、そのまま小便になって出ている。それだと部屋を暖めてもぼーっとするだけで意味ないので、ヒーターを切ってみる。
夜になって体温を計ったら37.6度。相変わらず喉は痛いけど、快方に向かっている気がする、というか気になりたいので風呂に入る。これで悪化したら馬鹿。『Nスペ』「東京大空襲」を見ながら「たかが風邪でガタガタ言うものではない」と反省。
明日の朝、起きたらすっきり爽快であることを願ってこれを書く。そうでなかったら、仕事を休んで病院へ行こう。本人用の健康保険証になって10年、病院に行くの初めてだ。