パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『BS世界のドキュメンタリー』「米大統領選〜票は正確に数えられるか(Ballot Battles)」

2004/10/28放送、50分、制作:ニューヨーク・タイムズ・テレビジョン(米・2004年)、プロデューサー/構成:マリー・ドール、日本語版導入:岡部徹解説委員
数年前に岡山県新見市電子投票が行われ、地元紙でもずいぶん取り上げられたが、有権者が反対する事はほとんどなかったと思う。日本人の感覚だと、まさか投票機械を売っている会社が一方の党に大口献金しているとか想像すら出来ない。米国恐るべし。
中道の中道が2人立候補して51%対49%ならば、どちらが勝ってもあまり影響がない。極左と極右が立候補して51%対49%ならば、国民の和解を促し、分裂した国を統合するために真ん中を進むべきだろう。結局は誰がなっても似たような中道政策を行うしかない。一番まずいのは極左と極右がともに中道の振りをして選挙を戦ったくせに、当選したら自陣営の方しか顧みない事。個人的にはそういう構造的な問題を放置したまま正しい選挙制度のもとで正当な当選者が選出されてもあまり意味はないと思う。

前回の選挙で問題提起したフロリダ州では、汚名挽回とばかりに選挙委員会は、新しい機械を導入し大勢のボランティアが、戸別訪問したり各種集会でその説明や操作の実演を盛んに行っている。
NHKサイトより)

汚名挽回”だって。NHKは名誉を返上するべき。