パロップのブログ

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フットサル都大会報告書

春の都大会でガッタスと対戦した高校の先生がまとめた報告書及びそれに関する報告会のディスカッション要旨をネットで読んだ(ガッタス関係のサイトへ行けば転がっているのでリンクは貼らない)。
「プロダクションの方から肖像権に関する同意書にサインと求められた」という話だが、この場合、プロダクションの方が「うちのタレントを勝手に撮すな」と要求していると考えるのが普通だし、実際出席者もそう勘違いしているが、実際は「将来的に肖像権、その他一切の権利の主張、異議、対価の要求を行なわない」、つまり「ハロプロの露出に民間人が写り込んでいても、肖像権を主張するな」という事だった。後から小銭を請求されたくなかったのだろうが、まず自分とこのタレントの肖像権を守れよ、という話だ。アップフロントは常に我々の斜め上を行く。かつて広告代理店の企画部長をやっていたという出席者が、ハロプロのフットサル進出に関して「これは『仕掛け』です」と断言しているが、それは買い被りすぎだ。多分アップフロントはあまり先の事は考えてない。というか、折角面白い企画を始めても、ここぞというチャンスに悪手を打つのが得意技。
毎号ガッタスを取り上げている雑誌『フットボールニッポン』(講談社)の編集者である伊部塁氏も出席し、取材者の立場からハロプロ参加擁護発言をしてくれているが、ガッタスどころか昨年のスポーツフェスの頃からサッカー専門誌のページを割いているくせに「事務所の人間ではないのでわからないが…」などという発言は怪しい。内部事情を知っているのにウソをついているとしか思えない。マジでアップフロントとグルではない部外者で、正面玄関からアップフロントに取材申請して専門誌に掲載しているのならば、只の職権乱用ヲタだが、まあ講談社から『Sals』まで出版しておいてシラは切れないだろう。むしろアップフロントよりもサッカー業界の事には詳しいでしょうから、今後ともガッタスをよろしくお願いします。
宇都宮徹壱氏(相変わらずフットワークの軽い人だ)が、見に来た人間がサッカーファンなのかアイドルファンなのか疑問に思い、報告者の先生は「サッカーファンでないハロプロファン」と答えているが、サカヲタ兼ハロプロヲタも結構いたはず(私は観に行っていないので本当のところは分からない。サッカーには全く興味なく、メンバーにがっついていたヲタもいたらしいが)。それからアイドルファンが見つめているのに会場が「芸能空間でなくフットサル空間であった」(by先生)のは、親戚や家族が出場している試合だと、レベルに関係なくあくまでスポーツとして食い入るように見つめるものだからだろう。「アイドルを家族のような感情で見守っている事自体がキショい」と言われれば、返す言葉もない。