パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

ユーロ・プレビュー

当たり前のようにチェコが決勝まで行くものと思っている。別に各国の戦力を分析して予想屋気取りで「チェコ最強!」というのでもなく、チェコ好きとして思い入れたっぷりに「頑張れチェコ! 応援しているぜ」というのでもなく、「ブルックナー監督は6試合戦うつもりでプランを立てているのだろうから、その手の内を全部見てみたいなあ」というチェコ代表ウォッチャーの立場。
以下は、キャンプイン以降に行った練習試合3試合のディフェンスライン。

5/30・前半〜
ヤンクロ・ウイファルシ・ロゼナル・グリゲラ
5/30・後半〜
マレシュ・フブシュマン・ボルフ・イラネク
6/2・前半〜
ヤンクロ・ウイファルシ・ロゼナル・グリゲラ
6/2・後半〜
ヤンクロ・ウイファルシ・ボルフ・グリゲラ
6/2・72分〜
マレシュ・ウイファルシ・ボルフ・グリゲラ
6/6・前半〜
ヤンクロ・ウイファルシ・イラネク・グリゲラ
6/6・後半〜
マレシュ・フブシュマン・ボルフ・イラネク
6/6・72分〜
マレシュ・ボルフ・ロゼナル・フブシュマン

累積警告やら怪我やらで、誰が出られなくなっても良いように、ありとあらゆるパターンを試しているようにみえる。この監督には誉め言葉としての「頭おかしい」を贈りたい。
余談だが、日本戦後にも聞かれた「控え選手に交代させたから、本気ではない/ただの調整だから」みたいな発想には異議がある。「監督には試してみたい形がある(実験)」と「試された連中は全力を出して勝ちに行け(結果/本気)」は両立すると思う。
今売りの『Number』(604号)に木村元彦氏によるブルックナー監督(とロシツキ)のインタビューが載っている。監督の考えは概ね予想通り。本番でもリアルタイムでテレビ観戦する時は、監督の脳になったつもりで交代やら展開やらを予想して楽しみたい。