パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第11節・柏レイソル戦」

2004/5/22放送、実況:田中雄望、解説:川本治、主審:家本政明
カズが下がり気味だからか、ハンジェが右に出て、駒野が上がれない。下がるから拾えないのか、拾えないから下がってくるのか。1トップ大久保とかミニ3トップとか山本五輪代表の悪い時に似ていた気がする(最終ラインは思い切って押し上げないけど、両サイドを吸収して妙にフラットな5バックになってしまう感じ?)。
週1試合で、しかもホームなんだから、後半は監督が檄を飛ばしてもっとペースが上がるかと思ったがそうでもなかった。
大木と元気のところでボールを失う事が無かったら、後ろから人が湧いて来る事も出来るし、当然3点目くらいの事は出来るはず。もっともっとそんな場面がみたい。
仮に前半0-0だったら、後半からでもCBを1人削って4バックにするなど攻撃へのメッセージを伝えられるだろうけど、下手に1点リードしている以上、相手FWから脅威を感じる場面はほとんどなかったし、安定しているラインをいじるのは難しい。結果、志の低い試合になってしまったけど、こうやって勝つ試合もたまにはあるさ。
ツーロンに出掛ける前に、ホームで吉弘を起用するのは素晴らしい。
解説の川本氏は広島戦初登場に近いと思うが、両チームの前節の試合をチェックしていたようだし(それを「仕事なんだから当たり前」とは思わない方がよい)、的を外す事のないグッジョブ。雄望氏は昨年からJ2で広島戦を結構担当しているはずだが、どうも情報が蓄積されない人だ。毎回、初めてのチームを見るように実況する。
それから南は形式的にでも聴聞会か何かを開いた方が良いと思う。彼が八百長をする奴とは思わないからこそ「こういう事があったら、こういう事情聴取をします」というルールを今のうちに作っておく。いつの日か、如何にも買収を疑われそうな奴が投げ入れた時だけ事情聴取をやったら、それはそれで差別的だから。