パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

昨日の女子サッカー、本来ならば『クレヨンしんちゃん』を放送していた時間帯で、岡山・香川では「女子サッカーなんかに金が払えるか!」とスポンサーに思われたのか、CMの時間は全部自局主催イベントの宣伝で埋められていた。会長ブッチーを「大会社の社長の器ではないが、ゲリラ戦法の得意なベンチャーオヤジ」と評した人がいたが、テレ朝に男子の試合とバーターで土曜日のプライムタイムに放送させ、何か凄い事が起こりそうだと芸能人まで動員してメディアを煽り、結果3万人以上の観客を集め、その後押しも多少は影響したであろう素晴らしい試合を披露して五輪切符獲得までのラインを引いた手腕は、もう少し評価されても良いのではないかと思う。3万人のうちの多くは、日本代表が組織力があり、ハートも持っているチームだと認識して会場に足を運んだのではないだろうし、協会がこの「アテネへの道キャンペーン」を開始した時点では、日本代表チームがうまくまとまらずに薄い興味を持って集まった大衆の面前で惨敗し、日本女子サッカーの息の根を止める事態も想定出来たわけで、ある意味ギャンブルでもあったはず。そういう会長のギャンブル精神みたいなのを多少は買ってあげたい。まあ今日のハンガリー戦をみて「男子A代表でギャンブルするなよ!」と思った人が大多数かもしれないが。