パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

昨日の続き

スポナビとJ'sgoalにミラン・マチャラの試合後会見が掲載されているが、

 昨日、私は韓国戦とは違うオマーンをお見せすると言いましたが、その通りに90分戦うことができました。しかし、最後の最後でミスをしてしまいました。準備していたこともできたし、チーム全体の規律も守れたと思う。オフェンスについては、あまり機能しませんでしたが、若いチームなのでこれからも希望を持っていきたい。
 90分を過ぎて、0−0でそこまで集中できたことは非常に満足しています。ですが、そこから先が私たちの課題です。自分たちとしては、韓国を破った去年の10月のアジアカップ予選の時の方が、チーム力は上だったかなと思っています。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200402/oma002.html

 前日会見でも言ったが、韓国戦とは違うゲームをやるつもりだった。92分を0−0でやったのに、最後にミスがあった。しかし、我々はよく準備をし、キープレーヤーもよくやった。組織として、よくできたと思う。ただし、攻撃に関しては70%ほどの出来で、今回はこういう試合になった。若いチームなので、これからに希望が持てると思う。ジーコ監督にはおめでとうと言ったが、我々もまだ次の試合もあるので頑張りたい。
Q:韓国戦は攻撃にスピードがあったと思うが、日本の攻撃は韓国よりもスピードの面で守りやすいと感じたか?
A:韓国戦では1日しか準備期間がなかった。今日は我々のGKが合流できたこともあって、守備がよかったと思う。
Q:日本代表をどう分析し、どこが弱点と思ったか?
A:93年にチェコの監督をしたときに思ったことだが、当時も国外から帰国して試合をする選手がほとんどだった。日本も現在国外でプレーしている選手が多く、当時と同じ状態だ。欧州とは時差もあるし、帰国してすぐにチームに順応することは大変なこと。中田も、もっと時間あればコンディションがさらによかっただろう。
http://www.jsgoal.jp/club/2004-02/00005471.html

どうも大した質問が出ていないので、勝手に架空記者会見を創ってみた。

―今日は勝てた試合だったのでは?
「もちろん我々にも勝つチャンスはあったし、私は勝つつもりでこのゲームに臨んだ。実際ほぼプラン通りにいっていたわけだからね。ただ選手達は引き分けでも大殊勲だと思っていたのだろう。必要以上に引いてしまった。日本のような強豪国に気持ちまで守りに入って守りきれるほど我々は強くない。まあ、選手に対して勝利を意識付け出来なかったのは、監督の私の責任だ。選手は本当によくやった」
オマーンの選手が時間稼ぎを繰り返していましたが?
「ベンチで見ていて非常に歯がゆい思いだった。あの時間帯、日本は慌てていたし、前掛かりになっていたから、フィールドの選手全員が攻撃の意思を統一して持っていれば、もっとチャンスは作れたと思う。ただ、彼らは若いからね。これも経験だよ。次はもっと連携した良い攻撃が出来ると思う」
―ホームでの日本戦はどのように戦いますか?
「実は我々にとっては、日本が油断してきてくれる今回のゲームがラストチャンスだった。今日我々が手の内を見せてしまった以上、我々のホームゲームでは、日本は最初から全力で我々を叩きつぶしに来るだろうからね。だからこそ今日勝ち点3を上げられなかったのは本当に残念だ。そして何より我々はまずインドやシンガポールとの戦いに全力を尽くさねばならない。日本との対戦を考えるのはその後だよ(笑)」
―日本代表で印象に残った選手はいますか?
「得点を決めたクボは素晴らしい選手だね。先日、友人のハシェクと話したが、彼は『僕は20歳のクボと一緒にプレーして、即座に彼の才能を見抜いたよ』と私に自慢するんだよ(笑)」