西部謙司氏が、4ｐ使ってチェコ代表を「徹底分析」している。私が眼を通した限りの西部氏のこれまでの書き物から推測するに、西部氏はスタジアムで最近のチェコの試合を見た事はないと思うし、中心選手へのインタビューも行っていないと思うが、今まで読んだ中では最高の分析だろう（惜しむらくはヤンクロとグリゲラまで誌面を割けなかった事）。チェコ代表の「献身的（チームプレー第一）ではあるが、組織的（機械的）ではない」特徴を、よく理解している。それがブルックナー固有の戦術なのか、ユースで叩き込まれた伝統的なチェコサッカーのエッセンスを活かしたものなのかは難しいところだろうが。
今ぐらいの露出なら、何とか雑誌も買い揃える事が可能だし、近いうちに「2003年雑誌で取り上げられたチェコ代表」も書きたい。これ以上メジャーになって便乗した駄文も溢れるようになると、多分お手上げ。
