パロップのブログ

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BS2『アクターズ・スタジオ・インタビュー』「リチャード・ギア自らを語る」

7/22初回放送、2002年、ブラボーTV/ザ・モーメント・プロダクションズ制作
ニューヨーク郊外出身、中流で両親は今も仲良しの音楽一家、幼少時は姉と芝居ごっこ、成績は普通、マサチューセッツ大学で哲学専攻、ビショップ・バークリーの主観的観念論に影響を受けて仏教へ、夏休みにボストンの劇団で修行、ニューヨークへ出て『スーン』(ロックオペラ)に出演、ロンドンで舞台(『グリース』)、英国に残ってヤング・ヴィク劇場でも『じゃじゃ馬ならし』、アメリカへ戻ってW・ヘインマンに師事、LAへ進出してエド・ラモットにマネージメントしてもらう
番組内で触れられた作品(日本未発表の作品に勝手なカタカナ名をつけるのは止めて欲しい):『コミッショナーへの報告書(Report to the Commissioner)』(デビュー)、『ベイビー・ブルー・マリーン(Baby Blue Marine)』(海兵、髪すいて白髪)、『天国の日々』(テレンス・マリック監督、初の大役)、『ミスター・グッドバーを探して』(リチャード・ブルックス監督、コカイン中毒の男、ダイアン・キートンと共演)、『アメリカン・ジゴロ』(ポール・シュレーダー監督)、『愛と青春の旅立ち』(テイラー・ハックフォード監督)、『インターナル・アフェア/背徳の囁き』(マイク・フィッギス監督、シェークスピアの『オセロ』風)、『プリティ・ウーマン』(カッツェンバーグのアドバイス、マーシャル監督)、『真実の行方』、『Dr.Tと女たち』(ロバート・アルトマン監督)、『運命の女』(エイドリアン・ライン監督、ダイアン・レイン共演)、『シカゴ』(撮影中)
映画をパスしてオフ・ブロードウェイに立つような役者バカでもなく、ハリソン・フォードのようなビジネス重視のムービースターでもない。「演技の職人」ではなく「映画俳優の職人」。広島の前田が「打撃の職人」だとしたら、イチローは「野球の職人」という意味で、イチローに似ている。馬鹿でもないし、コミュニケーション能力もあるのに、言葉を選びすぎて何かを拒絶する感じ。