パロップのブログ

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自分の事

昨日の続き。
『異郷に生きるII』「来日ロシア人の足跡」(成文社)を読む。出版社のサイトは以下。
http://www.seibunsha.net/books/ISBN4-915730-38-7.htm
立ち読みしたのは、中村喜和氏の「日本はだれに住みよいか〜ソルジェニーツィン氏の日本印象記をめぐって」のみ。ソルジェニーツィンが出した回想録から日本に関する記述を紹介。日本滞在中、彼を案内した木村浩氏(ロシア文学者)の書いた文章と、本人の文章を比較しながらズレを検証しているが、中村氏と木村氏の距離感を知っているロシア文学業界の人が読んだら、とても面白いのではないのかと想像してみる。実際に距離があったかどうかは知らないのだけど、何か木村氏を揶揄しているようにも読めるし、穿った見方をしてしまう。