パロップのブログ

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NHK-BS2『アクターズ・スタジオ・インタビュー』「ジェームズ・ウッズ自らを語る」

3/11放送分、2000年制作
軍人家庭育ち、引っ越しの多い家庭に育つ→即効性のある友達作り→道化の素質開花が俳優の典型、12歳の時父死ぬ、母はフリースクールの教師、IQ184、MITで政治学専攻、大学内では英国式のドラマ・ワークショップに参加、在学中からNYで舞台の仕事を始め中退、映画の仕事をするためにLAへ、以下取り上げられた映画:『突然の訪問者』(エリア・カザン監督)、『追憶』(ストライザントに説教)、78年テレビシリーズ『ホロコースト』でブレイク(メリル・ストリープと共演)、『オニオン・フィールド』(サイコキラーのイメージ定着)、『ビデオドローム』(デビッド・クローネンバーグ監督)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(デニーロ/レオーネ/モレコーネ)、『サルバドル/遥かなる日々』(オリバー・ストーン監督、オスカー候補)、TV『Promise』(ジェームズ・ガーナー製作、統合失調症役)、『ジェームズ・ウッズのドランカー』(ガーナーと再び)、TV『虚偽/シチズン・コーン』、『カジノ』(スコセッシ監督)、『ゴースト・オブ・ミシシッピー』、『ヘラクレス』(声優)、『セカンド・カミング』
「理屈に走りすぎるから脚本は読み込まない」「『ヘラクレス』のためにアニメーション用の実技法を勉強した」など「キレた役柄なんか素と関係なく理論的に演じる事など簡単だよ」と言わんばかりだった。『サルバドル』での過酷な撮影の話は、『SWITCH』か何かで読んだ。自分のベスト演技を『Promise』(『ドランカー』だったかも)と言っていたので、ヒットとか規模とか関係なく(良くも悪くも)自己満足が大切な人なんだろう。最後に嬉しそうに話していた自分製作の“Second cominng”(違うかも)は、“Falling in Love in Pongo Ponga”(2002年)になったのかどうかは不明。どっちにしろ日本公開はなさそう。
検索すると、意外にいい加減なプロフィールを載せたサイトも多いなか、次の文章を読めば、この番組を見る必要なしか(パンクの話はよく分からないが)。
「粉川哲夫のポリモーファス・スペイス」
http://anarchy.k2.tku.ac.jp/index_jp.html
内の「ジェームズ・ウッズ
http://anarchy.k2.tku.ac.jp/japanese/books/cinemapolitica/c-121.html