パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

NHK-BS2『アクターズ・スタジオ・インタビュー』「スーザン・サランドン自らを語る」

3/3放送分、1998年制作
ニューヨーク生まれ、ニュージャージ育ち、旧姓トマリン(ウェールズ系)、俳優クリス・サランドンと結婚、ソープオペラに出演、以下取り上げられた映画:『ロッキー・ホラー・ショー』、『プリティ・ベビー』(ブルック・シールズと共演)、『アトランティック・シティ』(ルイ・マル監督と脚本家ジョン・グアーレを引き合わせる)、『イーストウィックの魔女たち』(ジャック・ニコルソンと共演)、『さよならゲーム』(ティムとケヴィンはそれぞれはまり役)、『テルマ&ルイーズ』(ジーナ・デイビスは知的)、『デッドマン・ウォーキング』(シスター・ヘレンと個人的に知り合い)
彼女は原理主義的なフェミニスト/活動家というよりもアナーキスト。予定調和を嫌うから、わざと挑発的な行動をとるのだろうが、いわゆるテレビ的には不快。知的な人がアナーキズムをすると感覚的に中庸を見出すが、それを馬鹿が真似るからアナーキズムはグダグダになる。その意味では悪しきロールモデル
どうでも良い疑問:『デッドマン・ウォーキング』でオスカーを取った際の比喩「NYレンジャーズがスタンレーカップを手にした」を「地味なチームがやっとリーグ優勝した」と訳すのは微妙。多分98年頃にレンジャーズが50数年ぶりに優勝したのにかけているのだと思う。