パロップのブログ

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自分の事

今週の『週刊サッカーマガジン』内ティベール氏のコラムは「欧州カップは非日常で、クラブの本分はリーグ戦で一部残留」と説くギー・ルーを相変わらず讃え、実際欧州カップとは縁がないものの日常のリーグ戦で素晴らしいプレーを披露し続けているゾラを讃えている。ゾラといえばパルマで、イングランドに渡った時は「余生」とほとんどの人が思ったろうが、1996年を境にすると余生が半生になっているような。ゾラはアンチェロッティパルマから放逐されたらイタリアへ復帰するつもりだったのだろうか、それともイタリアには見切りをつけ、イングランドに骨を埋める覚悟で移籍したのだろうか。
『日本対アルゼンチン』。ソラーリが1分も出場することなく、スペインと日本を2往復した揚げ句1月インテルに移籍する時は体調不良だったら面白かったのだが。しかしほぼ月1でそれを実行していたピクシーは本当に大変だったのだと今さらのように気付かされる。今日のソラーリは「ソリン、キリゴンと共存出来るのかよ!」という事で、サビオラと2トップの片割れをしていたような。鈴木は2トップというより左ウィングで、高さは違えど名良橋と対だったような。鈴木は日本に帰ってきたらFC東京で左ウィングをして欲しい。原博美タンが求めている人材だと思う。その結果とはいわないが、中西は3バックの左と見てよかったのではないか。流れてくるオルテガのマークをしていたのはサイドバックとしても当然だが、代わったサビオラタンに対しても中央辺りでタックルかましていたし、あれはセンターバックの動きだろう。試合内容は小笠原とヴェロンのコンダクター対決、俊輔とオルテガの非実用系お笑い担当兼時々暴発対決だった。オルテガの役立たずっぷりを90分楽しみたかったが、2回程仕事をしたのは残念。一方小笠原も良いパス配球をしていた。ヴェロンへのファールを半分くらいはちゃんととり、悪質ファールの5分の1でもイエローカードを出していれば、試合の展開はかなり変わっていたはず。その点で鹿島/磐田勢というのは、こっそりあくどい事をやり慣れているので流石なのかもしれない。しかし中山のアレは一発レッドで良かった。アレを頭の代わりに足だと考えれば、その悪質度が分かるというもの。蛇足だが、トルシエマドリードからノルウェーへ移動する途中くらいの時、身内の不幸でチームを離れたら「日本では家族の冠婚葬祭なんぞで大切な仕事を放り出したりしない」と非難囂々だったわけだが、今回のジーコにも噛みつくのだろうか。ワールドカップ直前と親善試合では重みが違うといわれたら、その通りだが。