パロップのブログ

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自分の事

BS2『これがアメリカ映画ベスト100だ!』「AFIアメリカ映画ベストスター」(1999年制作)。前日の「映画ベスト100」は古い映画を単体で取り上げられても面白くなかったが、今回は男女25人ずつ取り上げ、デビュー作/出世作/ヒット作/新境地/円熟期と様々な出演作が見られるので、勉強のつもりで見る。語りに出てくるハリウッドスターの喋り方がおしなべて嘘臭い(あのキュートなクレア・デインズが鼻につく話し方をするなんて! というか、好きな俳優の話をするだけの事に、身振り手振りをつけたり、目の表情を作ったり、普通しないだろ)なか、ジェシカ・ラングの自然体とジェームズ・ウッズの胡散臭さ(素直な感動を伝えていても何か企んでいるようにしか聞こえない)が面白かった。それからこの間亡くなったリチャード・ハリスがちょっといっちゃっている人な雰囲気を醸し出していた。内容では、フレッド・アステアジーン・ケリーのハリウッド内序列の差だとか、アメリカ人にとってのいわゆる「有名人」と「心のスター」の違いのようなものがなんとなく分かって面白かった。グレゴリー・ペックの作品がどれも面白そうなので、チェックしたい。リズ・テイラーナタリー・ポートマンは本当によく似ていて、ポートマンが自分の意志で「お騒がせセレブ」になる代わりに「子役の頃は可愛かったのに今は地味な終わった人」を選んだのは正解だったと思う。もちろん私は今でもポートマンが最高にキュートだと思っている。「名は知っているが作品は知らない」キャサリン・ヘップバーンに興味があり、「なかなか出てこないぞ、これは1位か」と思った2位付近(ケーリー・グラントの辺り)でうたた寝し、目が覚めたら終わっていた。悲しくてふて寝。