パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

映像は見ることができていないが、スペイン代表が新監督を迎えて再出発した。新監督はイニャキ・サエス、オリンピックやワールドユースで見掛けた顔だ。どうも最近、若手年代を育てた監督がそのまま持ち上がりで代表監督になる手法が流行りになっている気がする。古い話はよく分からないが、現代に限れば、ハシリはマルディーニ・チェザレ。ネスタなんかを育てたはず。アルゼンチンはペケルマンパサレラの後釜に据えようとしたが断られ、盟友ビエルサへ。チェコの現監督ブルックナーもオリンピックからの持ち上がり。ティーツェやヤンクロフスキをコントロール出来るのは彼しかいないとみたのか。トルシエは日本の若い連中をそのまま引き上げようとしたし、フランスの新監督もサンティニの対抗馬はクレールフォンテーヌのコーチ陣だった。ファンハールがオランダ代表監督になったのもクラブチーム(アヤックスバルサ)での成功というよりも、現主力のほとんどが若い頃ファンハール門下だったからだろうか。4年後、8年後を見据えて若い時からよく知っている人間を起用したいとするのは理解出来るが、そうしたユース代表コーチあがりの人々がフル代表で成功したかといえば、そんなこともない気がする。