パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

今日が最終日、今年もちょうど半年、ということで、溜まっている事を消化したい。
広島から大分に渡った前川が、国見高に行ってキーパーコーチをしてあげている、という話を聞いて、嬉しくなった。
『ブラジル対ドイツ』。チャンピオンズ・リーグなんかでは、クォーターファイナルあたりになると、全チームのスタメンくらいはそらで覚えてボールのないところに誰がいるかなんてのも予想がつくのだけど(一部嘘あり、パナシナイコスなんて最後まで覚えられなかった)、結局、今回は真面目に見ていないせいか、クレベウソンとジウベウト・シウバの区別が最後までつかなかったくらいだから、あまり偉そうに語る資格はない。以下、結果論的似非サッカー評論。その1、ブラジルがロナウドの1トップ気味だったため3バックの1人が暇で、結果ラメロウがフォア・リベロ的な位置取りになったわけだが、ラメロウレバークーゼンでの守備的底の時でさえ、攻撃の適性はないわけで、後半開始時か、イェレミースが怪我した時点で、メッツェかラメロウに代えて攻撃属性の選手を入れるべきだった。その2、レバークーゼンの試合をみたことがある人なら、ノヴィーユ(来シーズンからは意地をはらずノイヴィルに統一します)が始めから全力でとばすと60分くらいしか保たないことを知っている。ビアホフを入れた時点でロングボール作戦なのは分かり切っているのだから、ノヴィーユに代えてツィーゲを入れるべきだった。ボーデもアサモアブンデスでは得点を取る選手として活躍しているのに、彼らをスクランブルで上げるわけでもなく、ウィングバックのままは解せない。結論、フェラーは身内のレバークーゼン人脈を信頼しすぎ。おまけ、最後に面白すぎるデニウソンと、不遇だったサンパウロジュニーニョが出てきたのが嬉しかった。
ちょっとした総評。オランダヲタやスペインヲタからすると、退屈な決勝だったといわれそうだが、個人的にはどちらも良いサッカーをした。ドイツのサッカーが嫌いな人が多いけど、WOWOWブンデス中継なんかを見ると、対面するウィングバック、中央でぶつかる攻撃/守備それぞれのハーフ、必ず1対1で勝負するし、結構フェアだし、かなり面白い。アイディアの無さを非難されがちだけれど、例えば私の好きなセルタのモストボイなんか、プレスのきつい中盤で窒息してワンタッチも閃かず60分あたりで交代することもある。それを中盤ゆるゆる守備コンセプトのない下位チーム相手に1ゴール3アシストなんてした試合のみを取り上げて「面白い、ファンタジーがある」と絶賛するのはフェアではない。またイタリアにしても、よく守備的な試合運びが非難される。私もテレビで見る限り、かの国の試合はかなり詰まらないと思う。しかし、カンプノウで見たミランの90分間乱れない3ラインは美しかった。(日本におけるトルシエの代弁者)田村修一氏は今年のチャンピオンズリーグ決勝を見て「個人勝負だけのやや退屈な試合」と評したが、テレビには映らない所でのイタリアサッカーの凄さを認めてあげても良いと思う。というか、どんなタイプなサッカーでも必死さがあれば、感動すると思うのだが、アイルランドやドイツのサッカーを腐す人々は如何なものかといってしまおう。