パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

今週あった一連の流れについて追記。今回からサッカーを見始めた人は、普通に韓国が良いプレーをしているように見えるだろうし、実際良いプレーをしていることは確か。しかし例えば開始5分で普段なら何でもない正当なチャージやタックルでイエローカードを貰ったりPKを取られたりすると、その後はずっと「いつものプレーをするだけで、いつ退場させられるか分からない、びくびく」となりながらプレーするわけで、ごく普通の素晴らしい選手と最高級の選手を分ける紙一重の差を排除するレフェリングがある以上、「韓国がゲームを支配しています」「韓国の選手の方が闘志が勝っています」となるのは当然で、要するに「あの疑惑の判定がなくても、試合内容自体韓国が押していたじゃん」と見たままを思うのは浅はかだということを理解して頂きたい。
泣いているエルゲラを見ると、「ヨーロッパで活躍する金も地位も手に入れた有名選手は、ある意味『見本市』だったワールドカップTMで勝ちたいモチベーションが低い」なんてしたり顔で言っていた奴らを小一時間問いつめたくなる(但し、彼ら一流選手は、「ワールドカップだから」というわけではなく、草サッカーでも誤審で負けると泣きながら食ってかかる可能性もある罠)。今回フランス代表以外のスター選手は、未だワールドカップTMに勝つことの価値に重きを置いているはずだ。今回、副業(スポンサー絡みの仕事)の忙しさで準備を怠った連中とかいたかもしれないが、それはワールドカップTMの価値を軽くみているのではなく、「この程度の準備でも俺たちは強いから大丈夫」とワールドカップTMを甘く見ていただけだろう。「軽くみる」のと「甘くみる」のは違う、これ重要。しかし、今大会の件でミソがついて段々と「もうワールドカップTMは大したもんじゃないや」になる可能性は否定出来ない。「ワールドカップTMの価値が下がるなかで開かれた大会」ではなく、「今大会を機にワールドカップTMの価値が下がった」のである。これ重要。