パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

ケンイチ氏から同じ内容のメールを7通も送りつけられるというサイバーテロに遭った。えっ、わざとじゃないって? まさか今時、間違えて7通も送る奴なんているわけがないYO。ワザとにきまってるYO。
カードとしては『韓国対ポルトガル』が面白そうだったので、見たかったのだが、実況がうるさいので、結局ヒロミ×八塚の『ポーランド対アメリカ』を見ている罠。
1次リーグ終了後の寸評。但し試合はほとんど見ていないので、内容ではなく、結果から見た悪しき印象批評ということで。ドイツ優勝説が現実味を帯びてきた。トーナメント/短期集中な大会は、層が薄かろうが、戦術がなかろうが、リズムに乗ったものが勝つ。ポルトガルのコロンビア94化、スペイン98化も大体的中。アルゼンチンは意外、ナイジェリア戦しか見ていないので、正直何が悪かったのかはしらない。そしてフランスは当たりとも外れとも微妙。前回のブラジルが、ナイキ奴隷ツアーで疲弊しながらも、97年頃がピーク(RO/ROコンビ!)だったように、フランスもアホアホツアーをしながらも、2001年3月(日本/ポルトガル)から6月(コンフェデ杯)あたりがピークだったのだと思う。今現在のフランス代表が最強とは思っていなかったが、それでも今大会は「終わりの始まり」として準優勝、ポルトガル2004がまさかの1次リーグ敗退、そしてドイツ2006では予選敗退で一時代が終わると予想していた。今でもフランス代表はユース以下各年代で最強を誇り、才能ある若手が育っているので、それは有り得ないという意見も多いだろうが、クラブチームのクリスタンバルやリュクサンを見ると、ハートがユースの頃のままというか「勝者のメンタリティ」が感じられない。デサイイーがチェルシーに渡ってから手を抜きっぱなしという話はよく聞くが、彼自身だけで済むなら問題ない。彼はいざというときにレベルを上げる術を知っているから。しかし若いもんにも「俺たちゃ肝心な試合になったら、レベル上げるからよ」という雰囲気が伝染しているような。いくらフランスのユース育成システムが完璧でも、フル代表での経験、デシャンやブランが持っていた何かが伝承されていなければ、下るかもしれない。『王者のメンタリティ』というのは、「先輩と同じことやってれば、自然に天下無敵よ」という奢りではなく、「頂点は極めた処から転落が始まるが、オレだけはそうはならないぞ」という殺伐さが必要だと思う。