パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『ETV2001』「イギリス〜改革はなぜ成功したのか」

NHKサイトより転載

第1回のテーマは、失業率を大幅に下げた雇用対策。「働くための福祉」を理念とするブレアは、失業者への手当てをカットし、代わりに職業訓練所や企業、NGOへの補助金を増額する制度改革で100万人の雇用を確保した。

というわけで、いつものETV町永アナウンサーがスタジオを飛び出し、ロンドンで支局記者(しかしNHKに山本浩が2人いるのは紛らわしい)と語る太っ腹企画の第1回。番組前半は『BS23』の報告を遣い回し、後半は労働党再生の歴史で面白かったのは、ブレアとブラウンが議会で出会って政権取りを誓い合う場面、コダーイバルトークの出合いを彷佛とさせた。後半の後半は盲目大臣ブランケットが編み出した「コミュニティ・チャンピオン」制度についてで、この部分は初出で興味深かった。