パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『ETV特集2001』「戦争をどう裁くか(1)〜人道に対する罪」

基本的にはドイツとフランス。ドイツは国民全体の責任を責任者のナチに押し付けて、それを戦犯として裁くという最悪の言い逃れをしているし、冷戦中に共産圏から「金出せ」と言われた時は「この独裁国家が!」と撥ねつけ、生き残りが減った頃「東ヨーロッパの占領地での強制労働にも補償します」と言い出すし、アメリカで訴訟起こされて負けそうだと思ったら、政府と民間で財団作るし、テレビカメラがあれば記念碑の前で平気で跪けるし、要するに日本人も真顔で偽善出来ないと、結局もっと金を払うことになるんだから、というリスク管理のお話。フランスはユダヤ人はメディアを握っているからとりあえず謝っとけ、アフリカ人やアジア人は人間じゃないし、俺らが人権つーもんを教えてやらんといかんから謝らんでよい、という話。