パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

4月28日金曜日:プラハ11日目

実は迷っていた。ドゥルノヴィツェという町まで行こうかと。放送局NOVAとの契約上、何故か金曜日の夕方17時から1試合だけ行われるガンブリヌス・リーグのカードがたまたまドゥルノヴィツェ対オパヴァ(Opava)だった。おそらく水曜日に代表の試合があったので、この日は節の注目カードではなく代表に選手を1人も送っていないクラブ同士にしとこう、というところか。ドゥルノヴィツェはプラハから列車で片道約3時間、日帰り出来ないこともないし、生カトレツをもう一度見ようか。熟慮の末、テレビで済むものをわざわざ行くことはないだろうと思い、やめた。そしてそれは大正解だった。ガラガラのスポーツ・バーに行き、大画面の正面に座り(眼鏡では遠くが見えない)、初めてメニューを見て、料理を注文した。そのうち、画面にホームドゥルノヴィツェの最終ラインでボールをちんたら回す姿が写し出されたが、カトレツは見当たらない。ホームだから実は前目でプレーしたのかもしれない、と自分に言い聞かせたものの、試合開始15分程で、スタンドで観戦するカトレツが画面に登場、行かなくて本当によかった。
試合はアウェイのオパヴァがカウンターであっさり先制し、ホームがロスタイムにファール臭い強引なプレーで同点に追いつくと、そのまま終了。どこのリーグでもよくある凡戦だった。これがチェコで見る最後のフットボール、バーのお姉さんには「ビールのお代わりはいかが?」と勧められたが、もう結構。