パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

Jsports「第31節・アルビレックス新潟戦」

2010/11/21放送、実況:君崎滋、解説:前川和也
レベスタではほぼ毎試合観に行っているもののこちらでは触れてこなかったアビスパだが、ユタカがスーパーな追加タイム決勝ゴールを決めて昇格しそうな時期だから、少し書く。両SB、CB、攻撃的MF、FWとJ1でやるなら補強したいポジションが沢山あるけど、お金がないらしい。城後、田中佑、鈴木とかポテンシャルを感じる若い選手もいるけど、チームが波に乗れていない時にどれくらいやれるかは未知数。2009年のどんよりした状況の時、一緒に巻き込まれていたイメージが残っているし。春先から推してきた末吉は、現在パフォーマンス低下中。大卒1年目から開幕スタメンしてほとんど出場しているから疲労もピークだろうけど、最近は特に守備専アンカーになりつつあるのが少し残念。それこそアオのようにもっと広範囲な仕事が出来ると思う。

入場時、ザキさんと親しげに話す新潟の16番は誰かと思ったら大島か。何か接点があったのかと調べたら2005年の半分だけマリノスで一緒だったのか。意外な発見。
8分、ナカジが(多分)大島に身体を寄せてボールを奪い、そのままドリブル。ゴール前までつめて相手のバックパスをアピール。ワロス。珍しく積極的に奪いにいくディフェンス。
23分、ナカジが相手のセンタリングをカットし、そのまま上がる。そうそう、これが通常営業。
29分、ナカジがいつものように最後尾からドリブル開始。いつものようにタッチミス。ミシェウにカットされかかる。せっかく近くにいてナカジにプレスを掛けようと思っていた大島だが、ミシェウがボールを奪取した後のことを想定して、前方へ動き出す。ミシェウがナカジとの競り合いで転倒するも、ファール無し。2人を置いて悠々と進むナカジ。うーん、これこそ伝説のファントムドリブル@大木さん。
ずっと「サンフのサッカーに馴染んでない」「他に遠慮している」と思ってきたザキさんだが、約1年見た結果、充分に能力を発揮してあのくらいの技術力、あのくらいの判断力なんだという認識に至った。
前半、人数を掛けて中央を固めている相手に対して真っ向から中央突破を図り、同じくらいの人数を掛けて細かいパスで狭い門を通そうとし、パスを引っ掛けられてカウンターを食らう。久しぶりに2007年仕様のサッカーを見た気がした。
寿人が交代用紙を提出(57:14)してからハギーがゴールを決める(60:06)まで、全くプレーの切れない3分弱がとてもスリリングだった。単にボールを後ろで回してキープしたのではなく、交互にボールが行き交い、その間にはアオがスライディングしてカウンターを止めたり、槙野がいつもなら嘘臭く転んでファールを貰う為に斬り込みドリブルしたり、レフェリー次第ではいつプレーが切れててもおかしくない場面が沢山あった。先に結果を知りながら見る時特有の醍醐味だった。

第482回totoは、2ダブル400円で13分の7当たり。