パロップのブログ

主にTVドキュメンタリーを記録します

Jsports「第10節・ジュビロ磐田戦」

2010/5/7放送、実況:岡村久則、解説:桑原隆
日本代表メンバー発表について。第3GKという難しい立場の人間を選ぶのに当たり前のように西川当確を打っている巷の予想のほうがどうかしていると思っていたので意外ではない。川口を選んだのは意外だけど。まあ期待をかけて経験を積ませようと先回りしようたってそうはいかないのが育成というもの。
決勝トーナメント1回戦、延長後半14分、PKに備えて楢崎→川口、大いに沸いたその瞬間、ジャブラニに慣れていない川口がブレ球をキャッチし損ねてそのままゴール、そして終了の笛〜とかだったら、それはそれで末代まで語れる。
選手全員をゾーン状態にもっていかないと狂気のベスト4なんてありえないと考えているだろう岡田監督は、サンフというかWYカナダ組の雰囲気が嫌いというのはあるかもしれない。「あれは伸び伸びやっているんじゃなくて修羅場をくぐっていない奴等の虚勢だ」くらいには思っているのかもしれない。たとえばカナダでのチェコ戦、追われる立場になったらバタバタして誰もリーダーシップとってなかったじゃん、とか。もっともあれは3年も前の事で、みんな成長していると思うんだけどね。巻き添え食った柏木や香川も可愛そう。
道義的にどうかとは思うけど、当確メンバーがJリーグを調整の場と割り切ってコンディションを上げるってのは、ベスト4を目指すなら悪くないアイディアなのも確か。ワールドカップが「Jリーグがある日常」の延長線上にないのなら、いっそ国内リーグを中止して合宿とかしたほうが効果あるのかもしれない。
岡田監督の会見でしびれたのは「ハエがたかるように何度も何度もチャレンジしていく」だよね。広告代理店が喜びそうなイメージ戦略とか敢えてブチ壊そうと企んでいるよね。国民に愛される代表なんてクソ食らえと思っているよね。この間NHK-BS1で日本サッカーの証言番組をやってたけど、一番驚いたのは2006年のオージー戦の後、クロアチア戦に向けてジーコが初めて守備のやり方を一方的に指示するところを映してる映像。あの危機的状況でもまだ公開練習なんだ。岡田監督にはぜひRSAでの合宿中、オール非公開練習とかにしてサポーターのみならずマスメディアにも憎まれてほしい。そうやってどんどん狂気の内圧を高めてほしい。「もう俺達には結果しかないんだから、結果が出なかったら日本に帰れないよ」と。ぶっちゃけ三浦カズさん入れたら、国民に憎まれないから困るよね。
栄光のWY2001チリ大会の出場メンバーを思い浮かべると、藤ヶ谷、池田、中沢聡、飯尾、平本、羽田、駒野、青木、森崎和、田原、石川直、山瀬功、前田遼、森崎浩、佐藤寿。すごいよね、早熟なヴェルディ勢と池田昇以外はJ1の主力として活躍している。アンダー代表のメンバーが脱落者もなく活躍しているって意外と珍しいよ。しかも海外進出するほど飛び抜けた奴も出なかった。まあだからといって「大久保や松井、田中達の方が個性的で海外では評価が高い」「協会の育成方針はおかしい」とかはいえないと思うけどね。監督が違えば代表に選ばれてもおかしくないわけだし。一番びっくりしたのは岩政が1982年早生まれでチリ世代だったこと。既に高松や中山元気が有名素材だった頃、同じ県内で勉強とサッカーを両立させていた目立たない男がワールドカップに行けるのだから人生は素晴らしい。
(7/10追記)ワールドユース2001はアルゼンチン大会だった。

前半2分、先制ゴールの始まりはナカジ〜山岸のロングフィードだった。
10分、寿人のゴールが決まっていれば、別の展開もあっただろう。
17分の失点シーン、ザキさんが上田にあっさりかわされ、ザキさんが3列目以降に上田を止めるよう声かけているのに誰もプレッシャーにいかず、上田に綺麗なパスを出させてしまったのが敗因。上田の左足で押し出すようなパス、名波に似ているなあ、さすが後継者を船谷と競っているだけのことはある。そう思ってたら、ピッチレポーターの名波からも上田へお褒めの言葉が出てた。
46分、1試合に1度は見られるギシさんのトラップミス&サイド割り。山岸、羽生、水野、水本辺りから1人くらいWCへ行って欲しかったね。
51分、ナカジのヌルヌルドリブルがあっさりカットされてワロタ。パスミスカットはよく見るけど、これは意外と珍しいかも。
後半、西川→寿人へのホットラインが2本くらいあった。ミシャサッカーに対する誤解の1つはロングボール禁止だけど、実際は敵に渡すパスが禁止なだけだから。50〜60メートルでも確実に味方へ届ける精度があれば、細かいことは言わないんだよ。
サンフが疲れていたことは差し引いても、ジュビロは良いサッカーをした。2009年、川崎や鹿島のような力技でねじ伏せてきた相手を除くと、一番手強いと思ったのがブラジル人監督が率いてた頃の神戸。大きなサイドチェンジとか効果的な縦パスとかを無理して狙わず、短く正確にパスを動かしてサンフがボールを突っつきにも行けない状況をハーフコートで展開し続けて釘づけにするのがリトリートサンフには一番効果的だと思う。
静岡学園の狩野や滝川第二の金崎、ジュビロユースの山本康とサンフユースに立ちふさがった若者にはトップでも活躍して欲しいので頑張れ山本。

第447回totoは3ダブル800円で13分の6当たり。引き分け3つとも当たっているのはちょっと嬉しい。