パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

「Jユースカップ準々決勝・ヴェルディユース戦」

2009/12/20、ベストアメニティスタジアム

寝坊して往路は特急券600円を使う羽目になってしまった。金土日と雪の予報に脅されていたが、結局大して降らなかった。
前半30分は広島が軽快にパスを繋ぐもののヴェルディに粘り強く守られているうちに慣れられて反撃を食らうという大崎のコメントそのもの。
いわゆるアタッキングサードに入ってからは、トップチームと同じような「細かいパスで崩すための創造性」を感じたが、そこに至るまでのパス回しがノッキング気味というか各駅停車というか。
細かいパスで崩すための創造性も中央突破に固執すると手詰まりになるわけで、両サイドに展開すれば…という場面も多かった。
チャジは思い描いていた程“ドクトル”ではなかった。もっとパスを貰うための細かいポジション修正をしないとボールは集まってこない。同じ程度のリスクがあるなら前にいる大崎へパスを出そうと周囲の選手が思うのも無理ない。
というわけでみんなボールを奪ったらまず大崎を探すのは仕方ない。で、大崎も使われるだけでなく使うのも上手いし、守備でも結構ハードワークをする。味方へのパスがことごとく明後日の方向なのが俯瞰能力に欠けるのか、常人には分からないスペースが見えているのか、それは分からないが、来年の開幕戦、ヨースケの代わりとして賭けてみるのも悪くない。
中山は走り方が森脇で、後ろが連動していないときにも単独で前からむやみにプレッシャーをかける姿が柏木だった。
気に入ったのは越智君。戦術理解度が高いというか、普通の勉強も出来そうな感じで、クレバーな動きをしていた。