パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

Jsports1「第21節・ヴィッセル神戸戦」

2009/8/17放送、実況:寺西裕一、解説:山野孝義
事前に散々「詰まらない試合だった」と吹き込まれていたので、久しぶりに良いとこ探しをしながら見ることにする。しかし木曜日の夜は15分で就寝、金曜日は前半終了で力尽き、土曜の午前中になった。試合内容の問題というよりは個人的な体調の問題。浦和戦までに大分戦も見なければならないという苦しい日程。

12分、一誠の強引なドリブルは良かった。一誠対コンドー、青山対ナミルの対決も面白かったが、一番は槙野対コウモトによる意地の張り合いか。
26分、服部〜中島〜寿人〜青山〜ミキッチのクロスから柏木のシュート、辺りからボールが持てるようになった。
53分、最後尾の青山〜一誠へ速い縦パスをターン〜右サイドのミキッチへ、は美しかった。前半は試合を殺して、後半の立ち上がりから運動量を上げて攻勢に出るやり方が夏には合っているみたい。
62分、右サイドの相手スローインから森脇/中島/ミキッチで奪い、中央の寿人の後ろから一誠/青山/柏木が追い抜き、最後は一誠のシュート。右サイドでごちゃごちゃしている段階で、青山のスタート位置が高過ぎる気がした、相手を舐めているというか。ただ、相手は新監督になって正解を探しながら、確認しながら、恐る恐るプレーしている感じだったので、そういう場合は青山風の強引さで踏みつぶそうとすることも大切だろう。
79分、柏木が前から追い掛けていたのに後ろが全然連動してくれてなくて、振り向いた柏木が大きく手を広げて抗議する気持ちは分かるけど、後ろにとっちゃあ「そこ、追い掛ける場面じゃなくね? なんでオレ達が悪者?」みたいなところはあると思う。
89分、一誠とハンジェと森脇がいて、3対2の数的優位なのにマークの受け渡しに失敗してあっさりとクロスを上げられるところはあいかわらずのサンフらしかった。
しかし、

ディフェンスそのものも、日本とヨーロッパでは違う。日本の選手は、とにかくよく走る。ポジションに関係なく動いて、プレスをかけ続ける。どこで行くと決めずに、ずっとボールを追いかけてますよね。
こっちはブロックです。相手ボールになったら、まずディフェンスブロックを作る。求められるのは、自分の担当するゾーンに、出来るだけ速く戻ることです。そこに侵入者がきたら、お前の担当だから守れというのがディフェンスの考え方です。
チームワークで連動して守るか個人で守るか。そこに大きな違いがあります。
by松井大輔
http://sports.goo.ne.jp/soccer/japan/715/20081106-2-1.html

を読むと、ミシャの守り方は欧州スタンダードなのかなあとも思う。ただ2シャドーと2WBの担当するゾーンが広過ぎて、ブロックに穴が空いているだけで。