パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

Jsports1「第20節・鹿島アントラーズ戦」

2009/8/3放送、実況:八塚浩、解説:山本昌邦
ビッグアーチで観るのを楽しみにしていた中島のフリーランは結局1回だけ。52分、本山からボールを奪った中島が森脇に下げ、青山〜ハンジェと頭で繋いで柏木へ、左の服部へ展開し、クロスを上げた頃には最前線に中島。ハンジェから柏木へ渡るか渡らないか半々状態のときの中島をテレビで見ると面白い。スタンドから見ると躊躇ない感じだったが。
72分、柏木が必死にスライディングして奪ったボールを中島が縦パス狙ってあっさり失ったときは殺意がわいた。もちろん寿人に通っていれば即1点の場面だから狙いは理解できるし、いつも飄々としているから簡単にボールを失うと反感も買いやすいキャラであることを差し引いても、そこまでずっとボール回されててみんなしんどそうなのにまた失ってどうすると言いたくなった。
それでもアディショナルタイムまで前線にプレッシャーを掛けに行く中島には感動した。
前半の終了間際に一誠が足を傷めたみたいだったので「これはハーフタイムで交代か? 出来もよくないし」と予想。でも出てくる。高萩が交代の準備。「おお、いつもの一誠との交代か?」と思いきや、寿人と交代。「高萩を頂点としたゼロトップか?」と思いきや、ハギーが2シャドーで、一誠トップ。「運動量が必要なシャドーを入れ替えた方が合理的だな」と思いきや、前線へのアバウトフィードを追い掛けさせられる一誠。一番スプリントしているかも。クローザー盛田との交代でようやくお役御免。お疲れさま。2万人と一緒に焦れながら「イッセー! イッセー!」と声を出す観戦は楽しかった。
マッチデイプログラムの表紙を飾った「モリワキ・パス」、テレビで見ると成功率75%位だが、スタジアムで見ると25%位。いくら相手が鹿島だといえ、あれだと森脇を不安視する人がいるのも無理ない。
2人1組でするウォームアップ、森脇と柏木は個人的に意外な組み合わせ。DFライン3人1組でフィード/ヘディング〜入れ替わりを繰り返す練習は盛田/戸田/カズ時代から変わっていなかった。ハーフタイム、ドリブルパスでピッチを往復しているのが平繁&横竹だと勘違いして「黄金コンビだ!」と独り盛り上がっていたのに、どうも平繁がそれっぽくないと思ったら恐らく岡本だった。平繁は歩いているだけだったか? 平繁/横竹/岡本/大崎と1学年違いでベンチにいたら、平繁も若手だなんていってられない。

オガサは疲れていたのか、後半から存在感がなくなり、しかも途中から1列前になったお陰でますます活きなくなってくれた。生でダニーロおじさんを観るのを楽しみにしていたが残念。

開始からピッチの端まで出て指示を出すミシャに触れる実況は、日頃サンフの試合を見ていないことがばれるリトマス紙。