パロップのブログ

主にTVドキュメンタリーを記録します

自分の事

4連休の最終日は、冷凍庫の霜を掃除して『男たちの挽歌3』を見て『インディジョーンズ4』を見て磐田戦を見たら終わった。脳味噌を無職時代のテンションへ戻すことに成功。
「どうせ儲かったから無理矢理作った続編だろ」と期待していなかった『男たちの挽歌3』(1989年)が意外と良かった。環南中国海圏に惹かれている自分にとって、1974年のサイゴンと香港を行き来する話なんて大好物過ぎる。2000年から1962年を描いた『花様年華』の微かな記憶を辿りながら見る。自分にとってベトナム戦争は歴史上の出来事なんだけど『ランボー』は公開当時映画館で見た同時代史。『ランボー』中のベトナム戦争はリアリティが感じられるのだけど、3年後に作られた続編『ランボー2』は80年代気分満載の娯楽映画。そういう自分の中のライブ記憶とちゃんとした歴史学的な位置付けを勉強したい、角栄とかマルコスを自分の脳味噌の適切な位置に置きたい、という気はある。
WOWOW『インディジョーンズ4』(吹き替え版)は頑張って最後まで見た。考えてみれば元々ナチスやオカルトと親和性の高いシリーズだったはずなのに、こうもついていけないとは思わなかった。映画館のでっかいスクリーンで見るべきだったか、父や兄とがやがや言いながら団欒の場で見るべきだったか。そう思って敢えて吹き替え版にしたけどダメだった。

黒沼俊夫と日本の弦楽四重奏団

黒沼俊夫と日本の弦楽四重奏団

昨日、読み終わった本。この本の前半に出てくる黒沼家のハイカラな感じは、好きだったドラマ『チョッちゃん』や『あぐり』のような大正デモクラシー賛歌と同じ匂いがした。「軍部が台頭してくるまでは自由で民主主義で良い時代だったんだよ」みたいな歴史観は嘘臭いし、大正デモクラシーは過大評価されている感じもするけど、「歴史を女性の視点で読み返してやる!」っていう『ドクタークイン』的ドラマは嫌いじゃない。親の代に東北から東京に出てきてクラシック音楽にハマって戦争に召集されてシベリアに抑留されて帰国してクラシック音楽と労組が幸福に結び付くような経済成長の時代が来て、その中で日本の弦楽四重奏の礎を築いた人物! を陰で支え続けた妻! って朝ドラにぴったりだと思った。