4連休の最終日は、冷凍庫の霜を掃除して『男たちの挽歌3』を見て『インディジョーンズ4』を見て磐田戦を見たら終わった。脳味噌を無職時代のテンションへ戻すことに成功。
「どうせ儲かったから無理矢理作った続編だろ」と期待していなかった『男たちの挽歌3』(1989年)が意外と良かった。環南中国海圏に惹かれている自分にとって、1974年のサイゴンと香港を行き来する話なんて大好物過ぎる。2000年から1962年を描いた『花様年華』の微かな記憶を辿りながら見る。自分にとってベトナム戦争は歴史上の出来事なんだけど『ランボー』は公開当時映画館で見た同時代史。『ランボー』中のベトナム戦争はリアリティが感じられるのだけど、3年後に作られた続編『ランボー2』は80年代気分満載の娯楽映画。そういう自分の中のライブ記憶とちゃんとした歴史学的な位置付けを勉強したい、角栄とかマルコスを自分の脳味噌の適切な位置に置きたい、という気はある。
WOWOW『インディジョーンズ4』(吹き替え版)は頑張って最後まで見た。考えてみれば元々ナチスやオカルトと親和性の高いシリーズだったはずなのに、こうもついていけないとは思わなかった。映画館のでっかいスクリーンで見るべきだったか、父や兄とがやがや言いながら団欒の場で見るべきだったか。そう思って敢えて吹き替え版にしたけどダメだった。
- 作者: 渡辺和,幸松肇,ゆふいん音楽祭
- 出版社/メーカー: 柏の森書房
- 発売日: 1994/07
- メディア: 単行本
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