パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

VHSに録画したまま二度と見る事はないだろうと思っていたBS1ユーゴスラビアの崩壊』をDVDに保存する機会が訪れて嬉しい。あのテーマソング、いつどこで聞いて頭に残っていたのか元ネタを忘れたまま、音だけは記憶していて、たまに頭の中を駆け巡ったりしていた。これを見た奴は皆モンテネグロのブラトビッチヲタになるという恐ろしいドキュメンタリー。
太宰府市にある九州国立博物館でやっている聖地チベット展を観に行ってきたわけだが、博物誌的というか民俗的な展示だと勘違いして行ったら、いわゆる“お宝モノ”の展示で、会場は仏像大好きっ子(平均年齢60歳くらい)で溢れていた。まあ普通に考えれば、チベット農民の農具や衣装や神具を飾って銭を取るようなイベントが成立するわけなかった。それはともかく、主催者曰く「過去の類似展が西欧に流出したブツを集めたものだったのに対し、今回は本土から運んできたものだ」と自慢するだけのことはあって中国政府の協力無しには出来ない宝物展だが、会場の入口には中国政府代表からの「古くから多民族国家だった中国の一地域であるチベットの文化を日本の皆さんに紹介することが出来てうんたらかんたら」みたいな挨拶文が貼ってあった。日本の右翼さんは『Nスペ』を糾弾する暇があったら、こっちの展示を「国博のバックには中共がいる!」とか言って叩くべき。