パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS1「第5節・柏レイソル戦」

2009/4/11放送、実況:吉松欣史、解説:木村和司
12日は「福岡×熊本」を観に行く。いつもボールパーソンを担当しているアンクラスだが、同時刻に別会場で公式戦をやっているからだろう、今日は若手が起用されていたみたい。アップ中、コーチになった上村を探すが、どうやらピッチ上で指示を出す破戒僧のような風貌のフィジコっぽい人がそうだったみたい。ユタカへのブーイングが半端ねえ、というか熊本サポがこれほど多いとは予想外。九州の地理的距離が未だ把握出来ていない。いかにも地域対抗戦で楽しい雰囲気。藤田のアップは軽め。でも試合での動きは多い。ボールを受ける時の予備動作とか細かい質が高そうに見える。前近代的Jリーグ創成期サッカーにハシェクが混ざっている感じ。役割はトップ下ではなくシャドーストライカーに近い。藤田さんちのトシヤだけでなく石井さんちのトシヤもこんな所にいた。たぶん2005年に京都で観て以来。黒部が交代で入ってきて藤田と談笑している。無駄に豪華。相変わらずなナギラの面白プレーもいくつか堪能。確かMFだったはずの原田拓が左SBをしているけど、実際にはFKの固定砲台として威力抜群。でもこの試合で一番気に入ったのは熊本の山本翔平。藤田がゴールに近い所でプレーする分、その後ろで試合を組み立てていた。ボールの持ち方がオシャレだし、もっと上のレベルでプレーしてても良さそうに見えたが、実際には何か使い難い欠点があるのだろうか。試合内容は熊本の方がスピーディに攻めて良い感じだけど、如何せんCBの2人がJFLレベルで、簡単に裏を取られ門を通され安い失点をしてしまう。総じて楽しかった。今年は全チーム現地で見てJ2通になれそう。

前半は2シャドーにうまくボールが渡らない。同時に相手の2守備的MFもゲームを作れない。こっちの2シャドーがうまいこと守備で頑張っていたのか、クリサワ&ヤマネが元から壊す専門で創るタイプではなかっただけなのかはよく分からない。クリサワってFCT1年目に見た時はケリーの代役みたいなポジションだった記憶があるのだが、本来はどうなのか知らない。
苦戦する時は、いつもWBのところで数的有利を作られてクロスをボンボン上げられるのだが、この試合はうまく対処出来ていた。ミキッチ&槙野wihアオ、服部&盛田withカズの共同作業がうまくいったのか、ポポとオオツが大したことなかったのかはよく分からない。
60分過ぎから目に見えて全体の運動量が落ちたので「早くベンチが動いてくれると良いのだが」と思いつつ見ていたら、予想外に早くしかも的確な交代。にもかかわらず波状攻撃を受けて、コガの面白プレーがなかったらどうなっていたか分からない。2シャドーの所に途中から入って流れに乗るのは難しいのかもしれない。
ミキッチのトラップが割と大き目というか、ボールを止めるタイミングで相手に狙われている気がするので、スペースにボールを出した方が本人のスピードは活きると思うのだが、本人は足元で貰うのが好きそうではある。
近くで敵さんがボールを持って移動しているのにプレッシャーをかけにいかない一誠に、テレビに向かって「イッセー!イッセー!」と言いながら見るのは楽しい。

4/10放送の『百年旅行』はカシマスタジアム指定管理者制度の話とか。