パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第36節・横浜FC戦」

2008/9/20放送、実況:野村明弘、解説:前園真聖
23時に帰宅して見終わったら午前1時というのもなかなかしんどい。早送りしようと思ったハーフタイムに懐かしの松原渓さんが喋っていたので思わず見入ってしまったが、あまり芸能人スキルに進歩が見られなくて残念。テレビより文字の方が魅力の伝わる芸能人というのは、いろんな意味で難しい。

テレビでは運動量がどうこうというのも分からないので、ストが適当なロングボールを蹴り込むにしろ、プレスに引っ掛かって大ピンチを招くにしろ、もう少しやりようなあるのではないかと思ってしまう。とりあえずカズと青山のところに入れてからあたふたして欲しい。それと同時に、最終ラインにカズが入って4バック気味に回すことで、かえって縦への選択肢を減らしているような気もする。
バイタル付近まで近付いてから、ボールを横に横に動かして、最後は青山のミドルが枠に飛んだシーンなんか、相手が分かってても付き切れない狙い通りの展開だったし、逆に右サイドで前掛かりになり過ぎたところでボールを奪われ、守備的MF(青山)とWB(ハンジェ)が一本のショートパスを通されただけで同時に置いていかれてカウンターが成就しそうなシーンも相変わらずあった。これはもう、そういうリスクがあるサッカーをやっているのだからと諦めるべきなのか、やはりケアしておくのが常識的なサッカー戦術だと怒るべきなのか、正直よく分からない。
この試合に関しては大して書くこともない。

基本的には「ミシャとは今シーズンでお別れ」派(お別れの理由は昇格決定後にゆっくり書きたい)だったけど、最近は続投させる派に転向しつつある。何故かといえば、来年2月のキャンプに新しく常識的な監督がやってきて、練習を見ながら「なあマキノ、君はディフェンダーだ。攻撃を考える前に、まずは自分の持ち場を守りたまえ」とか「なあコウタ、最初からそんな高い位置にいてどうする。サイドバックというのは90分間で3〜4回、機をみてオーバーラップすれば充分なんだ」とか「なあヨースケ、君は動き過ぎだ。もっと味方の動きをよく見て連動して相手にプレッシャーをかけないと、体力を無駄にするぞ」とか「なあヨージロー、そんな低い位置で味方も確認せずにヒールパスなんてどうかしているぞ。相手カウンターの起点になっているじゃないか」とか言われて、彼らは納得しないと思うから。今シーズンやっていたことをそのままJ1でもやって、全然通用せずにボコボコにやられて、みんな井の中の蛙だったと分かってからでもミシャ解任&新監督就任は遅くなかろう。もし今のサッカーが通用してしまったら? それならそれで願ったり叶ったりじゃないか!