パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第22節・徳島ヴォルティス戦」

2008/6/25放送、実況:桐山隆、解説:沖原謙
水曜日は、23時に帰宅して、布団の上で横になりながら試合を見ていると、後半25分くらいに大きな眠気が襲ってきたので、一時停止して電灯消してうたた寝したら2時間経った。昼間のうたた寝は頭をすっきりさせてくれるが、就寝すべき時間のうたた寝は眠気を促進させるだけ。残り20分をぼーっとした頭で何とか乗り切った。昨日は、試合後の劇場とドイツ×トルコを早送りで。今日は朝からすっきりとスペイン×ロシアを見たら「何だかな」という内容。噂のロシアを楽しみにしていたのに。そんなこんなで「飽きたわけではないけど心の時間に余裕がなくて閉鎖寸前のブログ」への道を順調に歩んでいる。

メモによると、ボールが華麗に回ったのは開始10分まで。後は相手が慣れて、逆にこっちは不慣れな布陣に戸惑い。高萩が消え、柏木が消え、青山がいつもよりやや高い位置。
1得点目の、ハギーがシルバを一瞬で外したシーンが好きで、後日改めて見直したら、その前の作りも華麗だった。高萩→槙野→高萩の後、青山がボールを貰いたそうに高萩の横を走り出すが高萩は前の柏木へパス。普通なら青山ががっかりして戻っていきそうだが、何故かそのままゴール前までフリーラン。そのお陰で柏木からリターンを貰ってドリブルした高萩→青山→高萩のワンツーが完成したわけだが、ゴールシーンまでよく見ると、画面に服部とハンジェも映っている。青山から高萩のラストパスが守備陣にひっかかったり(実際よくある)、高萩のシュートがGKの正面だったり(実際よくある)したら、壮絶なカウンターを食らったことは容易に想像出来る。天国と地獄が紙一重のサッカーをしているのは間違いない。
槙野が右でやり易そうにしている件、森脇の愛媛FCでの実績を考慮すると、左SBに服部→森脇、右SBに槙野、というのもありなんじゃないか。流動的でダイナミックで観客は喜ぶけど、案外とラストに精度を欠いて点が入らないかもしれない。左右からのふんわりクロスが懐かしくなったして。
実は攻撃時のハンジェは寿人と2トップで、ポストプレーをしているのだから前を向けなくてもいいじゃん! という説を唱えてみたいが、賛同を得られそうにない。フランス戦だかイタリア戦だかのニステルみたいに、森脇から貰った楔を青山にリターンして少し中央へ移動し、青山から貰った楔を浩司にリターンしてまた少し中央へ移動し、浩司から貰ったボールをいつの間にかすぐそばにいる寿人とワンツーで交換して裏へ抜け出してシュート!的な、接触プレーを嫌って前も向けないけど何気に相手をかわすプレーを目指すのも一つの選択だと思うのだが。
カズのコメントは今も昔も変わらないと思うが、以前は「なぜ第三者視点?」「当事者なのに評論家かよ!」などと批判されていたのに、最近は「全体を見てくれてるぜ」「さすが現場監督」みたいなことになってて、それはそれでどうなんだろうと思わなくもない。