パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第20節・アビスパ福岡戦」

2008/6/15放送、実況:寺西裕一、解説:沖原謙
朝それなりに早起きしつつも、普通に見ると出勤時刻に間に合わないので1.3倍速で。80分辺りで「もう大丈夫だろうから家を出るか」、89分辺りで「PKだと最後まで見られねえ」などと呑気していたら、衝撃の結末に遭遇。交代で出てくる選手が皆パッとしないのが敗因の多くを占めているように感じる。ブルチェクとかヤロリムとか、ゲームを閉じるのにクワダや一誠が出てくるようなもんだ。WC06も今回も監督は、攻撃の駒が理想の水準に達していないと思っていたのか、必要以上に自虐的な交代ばかりしていた気がして残念だった。最初の60分コラー、残り30分バロシュでいいじゃん。点が必要になったらスヴィエルコシュでもフェニンでも入れて2トップにすればいいじゃん。
(6/18追記)3試合を通じて、というかここ数年来チェコ代表の試合を見ながら「2バック状態になることもなく、あの程度の攻め上がりしかしないのなら、ヤンクロをSBにしておく必要なくね?」的な疑問があったわけだが、昨日ふと「ミハルが投入されたのは彼をSBに入れて守備固めし、ヤンクロをプラシルの位置に上げるためだったのか。それなら納得出来る。監督を無能呼ばわりしたのは撤回して謝罪しよう」と思い付き、試合を80分過ぎから見直すと、実際にはミハルがそのままプラシルの位置、というかヤンクロが中に絞ってCBに、ミハルも下がって5バック状態だった。にもかかわらず、2失点目はトルコ右サイドからのクロスに誰もプレッシャーをかけず、3失点目はウイファルシロゼフナルがラインを上げたのにヤンクロが残っていたがためのオフサイド崩れ。改めて言おう。ブリュックナーは無能。

そんなわけで前の晩の試合。70分過ぎ、先制して、選手を代えるなら浩司or高萩→クワダorユキッチだろうと予想する。まあ普通に外れる。1トップに久保というのは、なかなか選手にメッセージとして伝わり難い。この間のベルマーレ戦もそうだけど。当然ゴールを期待して久保を入れるわけだから2点目を奪って試合を決めろということかな。でも基本的にはリードを守りつつあわよくば独りでカウンターに行ってもらおうよ、かも。でも久保は前からチェイシングしてくれるわけじゃないから、守備を固めるには不向きだよね、等々。
前日練習で予想されていた広島の誇るファブファイブ揃い踏み(余談だが、仮に五輪で青山がいなくなって代わりに一誠が入ったらユース純正の中盤になるのもなかなか凄い)が後半から実現。でもあまり機能せずか。名前でサッカーするわけじゃないから、と言いつつも期待してしまう。1トップの後ろに柏木は向いてないだろうと思うが、じゃあ柏木と高萩のポジションを入れ替えるべきなのかといえば、トップ下3枚は流動的に動いて欲しいからそういうわけではなく、じゃあどういうことかといえば、結局浩司と柏木のポジションが被る、得手不得手は2人とも違うだろうに行動範囲は被る、どちらか1人でいいんじゃないの、そういえば2トップの後ろでこの2人を攻撃的MFとして並べた昨シーズンはあまり良い思い出がないね、とか。
前半8分、高萩→寿人へのロングパスは凄かった。でも最初からあの位置にいるのではなく、少し下がってから長〜く出して、なおかつ本人がフリーランする、というのが最近の高萩の良さではないかと。
高萩のゴールの時、パスミスしたタレイの戻ってくる勢いが尋常じゃなかった。
久保とナギラは同じ匂いがする。